KinKi Kidsにハマりながら

KinKiや、ミュージカル、美術鑑賞のことを綴ってます。

剛さんの音楽はピカソのよう。。。

昨日2/1は、ENDLICHERI☆ENDLICHERI 11周年だったそうですね。
私としても、昨年の2月に剛さんのライブの予習の為に、アルバム「Coward」を聴いて、彼の才能に改めて衝撃を受けたので、ある意味記念日です。
それにしても、昨年は剛さんのソロライブもあり、お二人のソロを同時に満喫できたのですが、今年は剛さんのご予定が聞かされず、寂しいですね。きっと何かしらの準備をされていらっしゃると期待してはおりますが。。。

しばらくはソロ期が続きますので、私もソロごとを楽しもうということで、お二人のソロ曲で好きな楽曲などを語らせていただこうかと思います。
そこで本日は、剛さんの音楽についてです。

剛さんは、ソロ曲全て(KinKi Kidsのアルバムには例外もありますが)を、ご自身で作詞作曲されます。
それだけでも凄いことなのに、時代やアルバムごとに、コンセプトを変え、たとえ同じアルバムの中だとしても、変幻自在に様々な違ったジャンルの音楽を、泉が湧くがごとく次々に作ることができる方です。そして、それを自分の思った通りに歌いこなせる抜群の歌唱力と表現できる技術までお持ちです。
もちろん、剛さんが努力されて習得されたとは思いますが、天賦の才によるところも大きいと思います。神様は彼にどれだけの才能を与えたのでしょうと驚嘆します。
この音楽の才能だけでも人を十分惹きつけるのに、姿まで美しいのですから、剛さんに惚れずにはいられませんよね。

ただ剛さんは天才であるが故に、時々、凡人には理解できないような音楽を作ります。。。まぁ平たく言えば、クセが凄いわけです(笑)
なので、プロのミュージシャンや若い方に特に支持されてますよね。ライブの客層を見ても、男性や若い方が、かなりいらっしゃいますし。

とにかく剛さんは画家で例えるとピカソのように思えます。
ピカソも抜群のデッサン力があり、最初は青の時代やアルルカンのような正統的な絵を描いてましたが、そののち前衛的なキュビズムを生み、時代ごとに作風を変えては、絵画だけでなく次々と彫刻や陶芸など、あらゆる作品を量産し、どれもが高値で評価された人。
凡人の私には理解できない作品も多々ありますが、それでも才能の凄さだけはわかる感じが、剛さんに非常に通じるものがあります。

正直、「shamanippon」アルバムの2枚は前衛的な曲が多すぎて、私には理解できず、ほとんど聴いていません。やはり剛さんの楽曲全部を完全に楽しむには、音楽的な資質ある人でないと無理なのかもしれませんね。でも、その実験的、前衛的な音楽をを経て、最近のアルバムは、非常に素直で分かりやすい表現に戻ってこられた感がするのですが。。。