KinKi Kidsにハマりながら

KinKiや、ミュージカル、美術鑑賞のことを綴ってます。

僕たちのブロードウェイ紀行

WOWOWトニー賞直前スペシャル番組見ました。

オペラ座の怪人」の舞台裏のレポ、大ファンの私にはとても嬉しかったですね。
30年間同じ劇場でロングランしており、しかも一切演出を変えずに上演し続け、それが支持されるというのは、本当に名作中の名作だと思います。
光一さんが進化させたりしてるのかと質問したことに、初演と同じまま続けてると答えたことに驚きました。
怪人のマスクを付けたお二人の姿も見られて、やっぱりイケメンが付けるとより映えるわと思いました(^^)

今年のノミネート作品を中心のレポで、光一さん、芳雄さん、それぞれに合ったところへ取材に行かせたのも良かったと思います。
光一さんが舞台セットのデザインされる方に会われたのは、やはりご自分でSHOCKを演出される光一さんにとって有意義でしたでしょうし、芳雄さんが会われたのは、衣装のデザイナーさんで、光一さんは服に興味無さそうだから、芳雄さんで良かったよねと思ったり(笑)

この番組で紹介されたミュージカル、どれも観たいと思いましたが、キングコングだけは、ちょっと、これってミュージカルなのか?と疑問も持ちました。
私がミュージカルに求めるのは、卓越した歌とダンスと芝居です。
大きなキングコングの体をを人力で動かす技と、テクノロジーで表情を現すことは凄いと思いましたが、でもこれじゃ人間より装置の方に目が行ってしまい、ただのテーマパークのアトラクションになっちゃうんじゃない?って、思っちゃいましたね。
私は人が観たいのであって、セットを見たいわけではないので。

それにしてもWOWOWトニー賞受賞式特番に今年はずいぶんと気合い入ってる感じがします。
というか、私が光一さん狙いで追ってるから、そう感じるんでしょう。
そういえば、V6の坂本さんも、その時はお一人でブロードウェイ取材に行ってましたね。
井上さんと光一さんのツーショットが、WOWOWの月刊誌だけでなく、一般のテレビ誌にまで及ぶとは、思ってもみませんでした(^^;)
このニコイチ感は全く求めてないので、早くKinKiのお二人での表紙下さいってますます思う今日この頃です。

でも、これ絶対に、来年あたりナイツテイルの再演が決まってるような気がしました。
ノミネートとは関係ないのに、ナイツテイルの作曲者に会いに行って、お二人で歌ったりするあたり、東宝の匂いがプンプンしましたね。

ナイツテイル再演希望の声が上がってるらしいですが、私としては、どうせなら違うミュージカルで共演して欲しいなと思います。
ナイツテイル、そりゃ、堂本光一井上芳雄共演というだけで、チケットは完売するのは間違いないでしょうが、ぶっちゃけ、ミュージカル作品、ストーリーとして、そんなに良い作品だったかというと、ちょっとね。。。
まずもって、楽曲のインパクトが薄いし、主役が騎士の2人じゃなくて、実は牢番の娘だし、シェイクスピア原作にしては親しみやすい形にしてはあるけど、やはりセリフ回しが独特なところがあり好みが分かれそうですし、喜劇というにはそこまで面白いわけでもないし。
喜劇だからこそ、根底に社会的な問題や矛盾を提起してるテーマが必要だと思うのですが、とくにそういった深いテーマも感じられなかったというか、「男尊女卑の愚かさ」というのが一応テーマだったのでしょうが、タイムリーではない気がします。

まぁ、さんざん文句を言いつつも、ナイツテイル再演されたら申し込みはするでしょうが、もし本当に二人をライバル的な配役にしたいなら、シリアスな作品の方が良いかと、ただのいち中年化け猫は思うわけです。