KinKi Kidsにハマりながら

KinKiや、ミュージカル、美術鑑賞のことを綴ってます。

KinKi沼の深さ その4 多彩の関係



KinKi沼語りも、とりあえずラストにします。
なんだかんだ言っても、結局、光一さんと剛さんの関係性こそが、KinKi沼の一番深いところであり、ハマったら抜け出せなくなる最大の要因だと思います。

ご本人方がおっしゃってるように、二人の関係は、信頼できる、ただのビジネスパートナーなのは事実でしょう。けれど、それ以上の何かがあると、ファンはもとより、彼らの周りにいるスタッフや共演者までもが、感じているのも事実です。吉田拓郎さんに「危険な関係」を提供され、堂島さんに「世の中にあれ以上の補完関係ってあるんでしょうかね」と言われるわけですから。

光一さんと剛さの関係は、ただシンプルにお互いのことを尊重し認め合っているプロの仲間にすぎないのに、
見る人、見る時によって、二人の関係は、さながら万華鏡のように変化して見えることこそが、KinKi Kids の魅力なのです。

同じ年同じ堂本姓で生まれてきたことによる、運命的な関係。(キミハカルマを地で行く)
お互いに背中を預けられる戦友的な関係。(本番が始まれば二人ぼっち)
トップを走り続ける、ライバル関係。(本人達は全然意識してないが)
100日違いの兄弟のような関係。(光一さんの優しいお兄ちゃんぶりと、剛さんの甘えた弟ぶり)
小・中学校の同級生のような関係。(下ネタ、うんこネタで盛り上がる時)
甘い雰囲気を醸し出す恋人のような関係。(37歳のオッサン二人なのにBLネタになる奇跡)
25年連れ添った熟年夫婦のような関係。(剛さんいわく、光一が旦那で、僕が嫁)
ベテラン漫才コンビ(ただし、ボケと突っ込みが時々入れ替わる)
おじいちゃんと孫のような関係(剛くんの言動に、いちいち雪崩る激甘光一じい。)
などなど、挙げたらキリがないです。

お互いに無関心とお二人は言いますが、無関心ではなく、無意識にあるがままをお互いに受け入れているので、わざわざ相手に合わせたり知る必要がないのだと思います。お二人ともお互いのことを、「そのままでいい」と言ってますよね。12歳から厳しい芸能界で一緒に戦ってきた同士であり、家族のような絆があるからこそ、絶対的な信用と安心感が二人の間にはあるのでしょう。
性格も思考も趣味も違うけど、歌い始めれば息もぴったりで、言葉にしなくても相手の考えてることが伝わる関係。にも関わらす、長年一緒にいるのに、まだ分からないことだらけのダークマターだと言い、いつまでも新鮮さを失わない関係。ここに、人間の理想的な美しい関係を見いだせるのです。
だからこそ、KinKi Kidsのお二人が揃うと、ファンの皆さんが神々しいと拝むのではないでしょうか。