KinKi Kidsにハマりながら

KinKiや、ミュージカル、美術鑑賞のことを綴ってます。

光一さんの音楽はルノワールのよう。。。

先日につづいて、今回は光一さんのソロ曲についてです。

光一さんは、ソロでは主に作曲をご自分でされていらっしゃいます。
「自分は難産なタイプだ」とご本人様がおっしゃっている通り、メロディが自然と湧き上がるというより、考え抜いて生み出す感じなのでしょう。
理系的な方ですので、思いついたままというよりも、非常に綿密に計算されて作られてるように思えます。ですが、出来上がったメロディは、小難しい感じは一切なく、いずれも明解で美しく、誰が聞いてもすぐに覚えられて心に入ってくるものばかりで、素晴らしいメロディメイカーです。
バラード、ロック、和風テイスト、洋楽ポップ風などなど、いろんな曲調をお作りになられますが、音楽を可視化させることが念頭にあるからでしょう、どの曲も起承転結がしっかりされていて、非常に分かりやすくドラマチックです。

光一さんの音楽は、画家で例えるならルノワールのような感じがします。
誰が見ても美しく、部屋に飾りたくなるような。。。日本人でルノワールが嫌いな人っていないと思うのですが、同じように光一さんの生み出すメロディは万人に受け入れられる力があると思います。

本当は、作詞の方だって素晴らしいのですが、シャイな光一さんは自分をさらけ出すのが好きではないのでしょう。。。
作詞は、いくらフィクションとはいえ、どうしても自分の思いや経験の一部分を切り取らなければ作ることが難しいので。
昔作られた、「In Our Dream」や「Solitude」、「I」などの歌詞に、光一さんの優しさや素直さ、弱さが現れていて、非常に大好きなのですが。。。彼としては、あまり表にしたくはないのかもしれませんね。まさに「言葉にできない、言えば嘘になりそうで」って感じですかしら。。。