KinKi Kidsにハマりながら

KinKiや、ミュージカル、美術鑑賞のことを綴ってます。

文豪と大家(たいか)と若旦那の回。。。

宮本浩次さんゲストのブンブブーン感想です。
今回は、茶道を習うという一貫したテーマがあり勉強になるうえ、笑いあり萌えどころありで、ほんと素晴らしい回でした(^^)

3/14収録とは思えないほどの寒さの銀座からスタートで、オープニングのお洋服姿もお二人らしくて素敵でした。
光一さんの襟だけレザーと思われる素材違いの黒のジャケットに、レザーパンツとスニーカーという上品カジュアルに、剛さんの帽子にジプシー風ショールにお髭というジョニデ風上級お洒落で、まずは楽しませてもらいました。
宮本さん、歌は存じておりましたが、こんなにキュートで面白い方だったんですね。お話しするときのオーバーアクションと落ち着かない感じに笑ってしまいました。

「うちの母ちゃん茶道の先生出来るから」と言い放つ、芦屋のお坊ちゃんである光一さんに、すぐさま「きよこ~」と叫ぶ、奈良のお坊ちゃんである剛さん(笑)
なるほど、これだけのボンボン育ちお二人なら、前に出て目立とうというハングリー精神ないはずだよねと納得。そして、あれだけ下ネタ話しているのも関わらず、上品さと高貴さを失わない所以ですね。

今回は局アナを使わず、茶道歴12年の岡田さんという着物姿の美しい女性の方を助っ人にされたことも、非常に良かったです。この回の格が高くなり、男性の着物姿だけだと渋くなりすぎるところを、岡田さんが加わったことで画面のバランスが取れて華やかでした。
そして茶道の時は落ち着いた色合いの着物をということで、お三方のお着物姿、皆様本当によくお似合いでしたね。
宮本さんは、落ち着かない動きの時は書生さんで、お茶碗を目利きするために眼鏡をかけると文豪のようでした。
光一さんは顔の華やかさが際立ち、ちょっと遊び人風の大店の若旦那のよう。
そして、変幻自在の剛さんは、髭もあいまって、茶道具のお店では、その道に精通した大家のようですし、何かしらの家元といった風格でてました。とにかく、たたずまいが凛としていて着物姿が美しいですね。

今回の萌えポイントの一つは、茶道具のお店で交わされるお二人の会話ですよね。
ゲストに聞く前に真っ先に剛さんに、「剛君、家でどんなお茶碗使ってるの?」いう光一さんに、剛さんは予想通り「作家もの」と答えると、「俺、黒いプラスチックのやつ」と応え、「らしいなぁ(笑)」という剛さん。ネタとして、プラスチックと言いたいが為に質問したのかもと思いますが、とにかく剛君に興味津々な光一さんが好きですよ。
そして、同じ質問を宮本さんにもするのですが、まさかここでプラスチックの方に食いついてくれるとは(笑)。 なのでお茶碗の目利きの時も、光一さんからプラスチックというワードが頻出です。でも、このお値段当ては分かり易過ぎでしょう(^^;) 光一さんが、わざと間違えて面白さを演出してくれましたね。

もう一つの萌えポイントは、茶道でお辞儀の練習をするところでしょう。
正客である剛さんに合わせて、同じタイミングでお辞儀をするのですが、宮本さんを挟んで左右に分かれているにも関わらず、全く同時にお辞儀できるお二人の完璧なシンクロに、KinKiファンは自慢したくなりますよね。

衣食にこだわらない光一さんですが、住には多少ご興味がおありなのか、和室の落ち着いた雰囲気と美しいお庭を見て、「この雰囲気いいわぁ。フトン敷いて寝たい!」と言い、「ダメですよ。お疲れでょうけども」と剛さんにたしなめられるという。。。(笑)

いざ茶道の練習に入ると、全ての所作が板についている大家(剛さん)と、いちいちドギマギして覚束ない噺家(宮本さん)と、宮本さんに目がいくので目立ちませんが、経験者の割には案外探り探りな若旦那(光一さん)という構図が面白かったです。

宮本さんがお茶を点てる姿をモニターで見てるお二人がまた良かったですね。
先生の横で、先生のガチ指導にハラハラとしながら見守る苦笑いの剛さんと、宮本さんのやらかしに大爆笑の光一さん。大爆笑の光一さんの可愛らいしいこと。。。
最後にやらかしながらも手応えを感じる宮本さんに、厳しかった先生ですが、良いところを見つけ褒めるところが、流石は亭主だと思いましたね。
ほんと、今回は面白かったです。宮本さん、またぜひいらしていただきたいです。