KinKi Kidsにハマりながら

KinKiや、ミュージカル、美術鑑賞のことを綴ってます。

The Red Lightの感想。。。

7/21のKinKi Kidsデビュー20周年祭りが終わり、今日の夜会とZEROにご出演はありますものの、沢山の露出を感謝するとともに、祭りの後の寂しさに襲われております。
それぞれの番組の感想はいつか気が向いたら書くかもしれませんが、とりあえずは、最新シングル「The Red Light」の感想を。。。いつも通り自己満足の自分勝手な感想なのでご容赦ください。
でも、とにかく一番に言いたいのは、初回盤A、B、通常盤3枚とも絶対に買う価値ありの、本当に素晴らしいシングルだということです。

「The Red Light」。。。ビジュードのCMで聞いた時から、ずっと心待ちにしていました。この曲を20周年記念のシングル選ばれたKinKi Kids、本当に大好きです。
前回がバラードだったからというのもありましょうが、こういった攻めた曲を持ってくるところが素晴らしいです。個人的に王道バラードより、こういうクールな歌の方が好きなこともあり、本当に嬉しいです。

それにしても、まさに久保田利伸節炸裂で、バッキングトラックだけ聞くと、ほぼメロディはなくリズムだけなので、それだけでも非常に難しい曲だというのがわかります。
光一さんが少クラでもおっしゃってた通り、元々KinKiのお二人は拍子を遅れ気味で歌う傾向にあるのですが、それよりもまだ後ろノリで歌わなきゃいけないという、さらに高度な技術が要求される歌ですね。でも、見事に表現されています。そのうえ、ファンキーな色合いを出すためのシャウトと、セクシーな喘ぎ声を入れて、大人の世界を繰り広げてくれます。

歌詞で、光一さんが歌う「僕のオレンジじゃない」の意味が分からなかったのですが、ツイッターでどなたかが教えて下さってましたね。なるほど、片割れ=恋人という意味があるんですね。
最初ラジオで聞いたときは、「僕のrangeじゃない」に聴こえ、勝手に「僕の範疇」って意味で解釈してました(^^;)
蠱惑的な女性に、誰かの彼女なのか、もしくは自分にもステディがいるのにも関わらずか、とにかく恋してはいけない人に恋してしまい、ハマっていく様が歌われています。
特に2番がより際どい歌詞ですね。恋焦がれてるというより、もう付き合って夜を共にしてる状態なのではと思わせる歌詞と、間奏でのお二人のシャウト。。。大人の色気出しまくってます(^^)

「Shiny」。。。この曲も非常に待ち焦がれていました。堂島さんが他の人の為に作ったMistyっぽい曲を、光一さんが押さえたと聞いた時から。
期待通りの本当に素晴らしい楽曲で、Misty落ちの私には本当に涙ものです。

しかしMistyと違って、こちらはちょっとポップで明るい曲調。
でも最初のスキャットから、長調ながら、すでにMistyへのオマージュを感じます。
Shinyというタイトルから、Mistyの続きは意外にもハッピーエンドだったの?と思わせますが、期待を裏切らない王道の未練たらたら失恋ソングでした(笑)
Mistyでの不安が的中し、やはり彼女と別れてしまった主人公。でも、いまだに忘れらないと、さまざま言葉で表していて、堂島さんのセンスが光ります。
気に入った所を書きあげると全部書いてしまうことになるので、やめますが、一つだけあげるなら、「分かっているのに、あなたをやめられない」という表現が面白いと思いました。「忘れられない」ではなく、「やめられない」というのが、まだ主人公の中では終わってない恋だと強く思わせることができ、流石だなって思いました。

メロディも、前奏のスキャットから、Aメロ、Bメロ、サビと全部最高なのですが、特に好きなところは、2番の「湾岸線のドライブ~甘い香りを嫌うとこも」までのところです。
お二人が交互に歌い、剛さんの「不安定な鼻歌」をまさに鼻歌のように歌われて、「あの声、あの色白の手、甘い香りを嫌うとこも」と、お二人が絶妙なハモリでテンポよく若干シャウト気味で歌われるところです。すみません表現するのが難しいので、実際の曲を聴いて下さい(^^;)

「Million Secrets Of Love」。。。井出コウジさん作詞による、こちらは「Bonnie Butterfly」のアンサーソングというか、その後の女性目線の楽曲だと私は思っておりますが、間違いないですよね(^^;)
これまた、本当に好みドンピシャで、最高の楽曲です。
メロディは女性目線の歌なので、切なくて、メロウな感じです。ボニバはイケイケのロック調でしたが。間奏の一部分に、一瞬だけボニバと同じメロディが入ってます。
とにかく歌詞の随所にボニバの歌詞とリンクする単語散りばめられていますよね。
悪い蝶、あなただけの花だった、愛のない未来、ジンのアイスなど、まだまだありますが。。。

ところで、今さらながらですが、皆さんは最初からボニバの中の蝶が男性で、花が女性だと思われましたか? 私はタイトルから推測して、蝶が女性だと最初勘違いしてしまったんですよね。Bonnieって愛らしいという意味なので。でも、歌を聞けば、蝶は自分(主人公の男性)で、花は恋人の女性であることがわかりましたが(^^;)

話を戻しまして、このMillion Secrets Of Loveを聞くと、ボニバの主人公って、やっぱり遊び人の悪い男だったのねって思います(笑)
あれほど、情熱的に言い寄ってたのに、女性が本気になった時には別れるという、とんでもない男。でも、そんな悪い蝶が忘れられず、あなただけの花でいたかったと、この女性は現在別の彼氏がいるようなのに、思いをはせるという、これまたどうしようもない感じが、非常にドラマチックですね。
特に好きなフレーズは「思い出の欠片が 擦り減ってゆくのになぜ 痛みは消えないの?」という歌詞をお二人がファルセットで切なげに歌い上げるところです。

すみません、長くなったので、「僕だけの椅子」とDVDの感想は次回にします。