KinKi Kidsにハマりながら

KinKiや、ミュージカル、美術鑑賞のことを綴ってます。

4通り楽しめるDESTINY。。。

やっと、DESTINYの感想というか初回盤Bの感想です。

転んでもただでは起き上がらない精神が、ここでも見事に実を結んだ、同じ曲を光一ソロVer.、剛ソロVer.、KinKiVer.と3パターン出したDESTINY。
全く同じ曲なのに、それぞれに違った色合いが出て、非常に面白いですね。今後も、こういった試みあるといいなぁと思いました。

光一さんソロVer.は、曲のアレンジがブラス隊が強く、ビッグバンドジャズをバックに、大きなホールでレビューを歌ってる感じです。
光一さんの歌い方は、ヒーローアニメの主題歌にマッチした、「俺に、これからも付いて来い!」的な、強くて真っすぐな気持ちが伝わる感じに思えます。
特に最後の「一生離さない」「絶対離さない」のところは、「一生」「絶対」のところに強いアクセントを付けてるので、相手に向かって宣言してるように思えます。
だから、ライブの時に、がなり気味で歌ってくれたのが、非常にしっくりきました。

剛さんソロVer.は、アレンジがピアノと女性コーラスが響き、ブルーノートのような小さなライブハウスで、気だるげなジャズを歌ってる感じに思えます。
心が離れそうな彼女に向かって、改めて口説いてるような感じでしょうか。
「一生離さない」「絶対離さない」の「離さない」を吐息まじりで歌うのが強く印象に残ります。
そのせいか、「離さない」という割には、どうでもいいと相手に執着してなさそうな気もするし、どうせ俺から離れられないだろうと自信があるような、そんな感じも漂ってきます。

KinKi KidsVer.は、それぞれ特徴がある歌い方なのに、合わさると何の違和感もない、堂島さんがおっしゃる通り、一つの人格として成り立つから凄いですね。
Anniversaryの続編的な歌詞に相応しい、Anniversaryの主人公が、時を経て今改めて彼女に愛を誓ってる場面そのもに感じる訳です。
Secret Codeと同じ布陣なので、曲調は似ていますが、今回はブラスよりストリングスの方を強めにしたアレンジで、より大人っぽい感じです。

なのにですよ、PVを見たら全く違う印象のDESTINYに変貌したので驚きました。
待て待てこれ、全くAnniversaryの主人公と別人じゃない!って思いました。
まるで宇宙人にさらわれて、人格乗っ取られたかのようです(笑)
ダークな色気に満ちていて、光一さんのクールな表情と、剛さんの流し目、見下ろす視線に、これは一人の彼女に愛の誓いをしてる歌じゃなくて、地球上全ての女を口説いて手にしている、宇宙一の色男たちの歌になってしまいました(笑)

PVは異次元の妖しくてセクシーな感じに仕上がったのに、メイキングは堂島さんを挟んでわちゃわちゃした可愛らしいお二人で、これまたありがたいお宝映像です。
堂島さんって、ほんとKinKi KidsのTOだわって思いました(笑)
つい先日、ねほりんぱほりんで知りましたTO(トップオタ)という単語。当のアイドルからも認識され、他のオタクからも一目置かれるオタクのトップというわけです。
イタイファンの私はお二人の間に何人たりとも入って欲しくないのですが、堂島さんだけは大丈夫なんです。
お二人とも、堂島さんをもう一人のKinKiのように思い、本当に気を許した仲間という扱いをされているのにも関わらず、堂島さんは、きちんと分をわきまえていらっしゃるし、お二人をリスペクトされて、なあなあな感じを受けないから大好きなんです。
沢山の素敵な楽曲を提供して下さり、しかも今回の合作は、彼無しでは語れないですしね。
そんな凄い方なのに、今回はまさかの奇抜なファッションのオネエキャラ(大笑)
しかもそんな格好の堂島さんが、せっかく良い話してるのに、両脇のお二人は話も聞かず見つめ合ってイチャイチャしてるという(笑) 今後もお二人の仲人役をお願いします(笑)
そして、堂島さんの凄い所がまだまだあります。
1つは、お顔の作りは、私達寄りの庶民派ですが、顔の大きさがお二人と並んでもあまり変わらない小顔であることと、もう一つは、光一さんのダンスを細かく覚えてなくても、入るタイミングとイメージが合っていたことですね(大笑)

光一さん、ダンスはあんなにカッコよくて素敵なのに、ギター演奏の振りなると、凄くぎこちないのも可愛らしかったです。そして堂島さんの着てた派手な柄の衣装も、さらっと着こなすのは流石は王子と思いました。

というわけで、長くなりましたが、要約すると、このDESTINY、メイキングまで含めると5通りの楽しみ方ができますので、初回盤Bも必ず皆さま手にして下さいということですね。