KinKi Kidsにハマりながら

KinKiや、ミュージカル、美術鑑賞のことを綴ってます。

ENDRECHERI 仙台公演の感想(2)

仙台公演感想の続きですが、ライブの感想というより、ただ私の考えを書いてるだけになってしまったので、レポを期待されてる方には向いてない内容になってしまい、すみません。


この公演直前に新しいシングルの発売情報がもたらされたこともあり、制作秘話的な話もしてくださいました。
銀魂2のドラマ主題歌もかなり急に決まったので慌てて作り、神機械にFunkyレジ袋と、ぶっとんだ曲ばかりでなんだから、ちょっとラブソング入れましょうかということになったはいいけど、全然歌詞が思い浮かばなくて、なんかの参考になればと思い本を読んだと。
でもそれが、ファンクの有名な方(すみません、名前忘れてしまいました)の本で、内容が武勇伝や俺はこう思った、こんな時最高だったみたいなことしか書いて無くて、全然役立たへんかったと。
いや、そもそも、本のチョイスが完全に間違ってるしと、心の中でツッコミましたね(笑)
でも、歌詞を書くにあたって、やはり本を読んだりしてインスピレーションを受ける時もあるんだと知り、なるほど、だから文学的な匂いがしたりするのねと思いました。

恋愛したくても出来なかったから、そんなに経験もないしと、これまたボヤく剛さんでしたが、いやいや光一さんじゃないけど、あなたの描く真っすぐなラブソングはとても素敵ですよと言いたいですね。
なので、ラブソングの「Rainbow gradation 」も非常に楽しみです。

それから、自分で作ってしまったのだけれど、神機械やFunkyレジ袋にしてもあまりにぶっ飛びすぎてて、どんな気持ちで歌っていいのか全然分からず難しかったとおっしゃってて、剛さんって、やっぱり表現者としての感覚が自然と身についてるんだろうなと思いましたね。
光一さんにも同じことを感じますが、歌を歌うというより、歌の世界観を演じてるに近いんだろうと思いました。
剛さんのライブ中も、曲によって、エロくて雄感満載の時もあれば、達観した仙人のような時もあるし、小悪魔的な女性にも思える時もあるし。
だから見ていて聴いていて飽きないのだろうなぁと思います。

今回、あまり股間芸(←すみません笑)は見られなかったのですが、そのかわり、ジャンピングタイムの最後、観客を延々とジャンプさせてる時に、ギターを前に持ちお腰様を激しく前後させるというサービスシーンがございました。
間近で拝見させていただきましたが、その悩殺力は凄まじいです(笑)
年若いお嬢さん方なら、間違いなくご懐妊レベルですが、こちら中年化け猫なのでエストロゲンが多少増えただけですみました(大笑)


本編が終わってアンコールになるのですが、剛さんは一旦はけただけですぐさま一人だけ舞台に戻って来てくださり、お耳の現状を包み隠さず話してくださいました。
剛さんの現状と心情を思うと、非常に心が痛み、時をさかのぼることは出来ず我々は何もしてあげられないことに落ち込んでいると、十川さんが例の壊れたスーツケースを持って登場してくれました。おかげで、場が一気に和みました。
ほんとに棒が一本刺さってるだけの状態で、しかもどこぞのバッタもんと思いきやアディダスのスーツケースだったことにも驚きましたね。長年使いこんでたせいなのか定かではありませんが(笑)

そして、アンコール最初に新曲のFunkyレジ袋を歌ってくださいました。
曲はファンキーで間違いなくカッコイイですが、けど、歌詞の一部が私には非常に胸がつかえました。
リリース前なので歌詞は伏せますが、だから歌う前のMCがお耳のことについてだったのかと思いましたね。
Funkyレジ袋というふざけたタイトルが付いてますが、詞の世界は、私は聞いていてちょっと辛くなる曲になりそうです。
公式サイトで「タイトルとは裏腹にめちゃ黒FUNKな」という形容が付いてますが、黒=ブラックミュージックというよりも、黒=ブラックユーモアという毒っけの強いアイロニーを込めた歌のように感じました。

セッションタイム、とても楽しくて、片腕万歳のスーツケースは剛さんの大のお気に入りになったようで、ずっと舞台の一番いいところに置かれてました。
しまいには、スーツケースをねかせて、スティーヴさんに叩かせたりしてましたね。
セッションが終わったのが9時30分は過ぎていて、バンメンさんの紹介してる最中に、ガクシさんは終電が近かったのか退出されたぐらいで(^^;)

バンメンさんが去り、一人になった剛さんは、まだ沢山お話ししてくださいました。
東北のフェスにも機会があればいつか出たいと言うと、近所のお祭りに来てーという声がして、「えっ、近所のお祭りに!?」と言って、まぁそれもできればねと苦笑を交えつつ答えたり、あとは、バンメンさんの女の子に好かれてる話もされてました。
実際に会った時は照れて親の影に隠れているのに、家に帰ると次いつ剛くんと会う?手紙書いたから渡してくれるという娘に、父親であるバンメンさんがちょっと嫉妬したという話でした。
最後の最後「チュッ」というリップ音で締めて去っていく剛さんに、幼女から老女まで虜にさせるほんと悪い男だよって思いましたね(笑)

名古屋では途中退出で聞けなかった、クーさんの最後のありがたい説法も聞けたのですが、所々早口アンド高音過ぎて聞き取れなかったんですけど。。。(^^;)
結局終演が9時50分くらいの4時間弱という長いライブだったので、始まる前に慌ててトイレに行っていておいて良かった~と思いました(笑)