KinKi Kidsにハマりながら

KinKiや、ミュージカル、美術鑑賞のことを綴ってます。

小喜利初体験。。。

強運な友人のおかげで、11/10(土)午後の部に、剛さんの「小喜利の私」を初めて参加することができました(^^)
毎度のことながら、レポではなく超個人的感想なので、お気を付けください。
しかも無駄に長い文章になってしまったので、あしからず。。。(^^;)

剛さんは、この日もお髭ありでしたが、雄感というよりは可愛らしい感じで、白のゆるいTシャツの上に小喜利の法被を羽織り、これまた太めのゆるいボトムに雪駄といういで立ちでした。
そして、天の声は尼神インターの誠子さんでした。

熱烈なKinKiファン、剛さんファンの誠子さんのおかげで、お笑いを体験するというより、ファン代表者が剛さんに聞きたいことをねほりはほり質問して、それに対し剛さんが思い出しながら答えていくだけの、剛さん曰く「誠子の部屋」状態のロングインタビューの回、もしくは、ただのファンの集いのような感じでした。
なので、本来の小喜利ではなかったようなのですが、でも、とても楽しくて面白かったですよ。

誠子さん、お顔は正直確かにホンコンさん似ですが、お声はとても可愛らしくて綺麗な声だと思いました。
ブンブブーンでは、テレビ的に面白くしようと、わざと女を強く出しグイグイ迫るファンを演じて、わざと光一さんを邪険にしたのでしょう。
あの回でザワついた方もいらしたみたいですが、私にはホント面白くて、厚かましいファンを演じた誠子さんと、わざと嫌味な男を演じた光一さんの腕が光るコントの回だと思ってます。
実際の誠子さんは、小さい頃から憧れていた人と間近で一対一で話せることになってしまったら、こうなってしまうよねという行動そのもので、微笑ましかったですし好感が持てました。

最初は緊張と照れのせいかあんまりしゃべらない誠子さんで、進行大丈夫なのかと思いましたが、剛さんがホンコンさん似いじりをしつつも、エスコートするような話運びで上手く進めてくれました。
すると調子が出てきたのか、剛さんがお題で考えてる時に、「雨のメロディのPVの森はどこですか?崖は?」質問し、「たぶん千葉の方やったと思う」と答えたの対し、
「今度どこか探して行ってみようと」という誠子さんに、「森や崖に行くのはやめた方いいで。あぶない。ホンコンさんに似てると言われて、森や崖に出かけたら何事かと思われるで(笑)」と返す剛さん。
「聖地めぐり」という言葉が、剛さんの口から出たことにちょっと驚きましたね。

それから、ブンブブーンで誠子さんの家の場所知ったので、後日、スタッフと別のロケ行く途中に、「あれ、ここ近くじゃないと思って、もしかしているかなと思い、車の窓を開け「おい、誠子!」と何回か声をかけたのに、全然出-へんかった」という剛さん。
それを聞いて非常に悔しがり、「もう絶対仕事に出かけないで家にいます」という誠子さんに、
「いや、仕事には出かけて。これからも、また家の近く通ったら、声かけるから。でも毎回いなくて出ない方がおもろいから。」と言うドS剛さん。
自分のことを好きな人を翻弄するのが、ほんとお好きですねと思いました(笑)
でも、剛さんの人たらし力を間近で見られて、剛さんに会った誰もが彼の虜になる気持ちが、よーく分かりました。
優しい柔らかな口調で、常に誠子さんの目を見て話すのですもの。
しかも、わざわざ家の近くにきたら声をかけてくれたなんて知ったら、自分のことを気にしてくれてるのかなと勘違いしてしまいますよ。ほんと罪な男です。
このようなことを、老若男女誰に対しても分け隔てなく、自然にやってしまえるのが、剛さんなのだと。ほんと恐ろしい男です(笑)

結局、お題は2問しか出来なかったですし、後半は物ボケをする企画だったようですが、「このまま質問コーナーにしましょう。もうあきらめてください。皆さんもその方が良いですよね?」と観客を巻き込んで、ファンの欲望丸出しの完全にディープな質問コーナーに(笑)
「まぁ、ええけど。頭使わなくていいし、ただ昔の記憶を思い出して話すだけだから」と苦笑しつつ受け止める剛さん。
昼公演もありましたし、剛さん的にも楽だったかもしれませんね。一日2回公演は、脳ミソには相当ハードだと思いますし。

昔のドラマやMVの撮影の時の話など、とにかく沢山の質問に丁寧に答えていた剛さんなので、全部はとても書ききれず、記憶も曖昧になってきてるので、どうぞ他の方のブログや、つぶやきをご覧ください。私は印象に残ったことだけを。

誠子さんが、「恋涙の「ねぇ」が世界一美しい歌いだしの「ねぇ」だと思ってますが、剛さんが歌いだしの曲が多いですよね」と言う話から、
「なんかそういうのが多いけどね、バランスを重視するのか、細切れに歌割されてるのもどうかとも思うよね。別に自分がずっと上ハモとかでもいいしね。
昔は、一つの曲をそれぞれ丸々全部歌って録音し、あとで、JEさんが歌割してたけど、最近は、先に歌割を決めてもらってから録音するようにしてる。
じゃないと、二人で歌う意味がないし、せっかく二人で歌うのだから、ちゃんと相手にバトンを渡すような気持ちで歌いたいから」というようなことをおっしゃった剛さん。

これを聞いて、とても嬉しかったですね。
だから、お二人で歌うKinKiの曲がこんなにも心に沁みるのだろうと非常に納得しましたし、だから、一人の主人公の歌でさえ、お二人が歌うと、まるでお互いに伝え合ってるかのように感じるのは、このためなのだろうと。

そして小喜利に来て、本当に良かったと思ったのは、剛さんの話を直接見て聞いて安心感を得られたことです。
コンサートがなくなって落ち込んだ状態の時に、剛さん一人の姿を見て、果たしてどんな感情に見舞われるのだろうと自分としては不安でもありました。

この回でも、たくさん光一さんの話が出てきましたが、初めは、「もう一人が」「隣の人が」という感じだったのに、最終的には「光一が」になっていったのが、こそばゆい感じもするし微笑ましいなぁって思いました。
「あの人頑固やから、、、」という言葉が何回か出てきましたが、でもこれって、全然悪口でも何でもなくて、ただの惚気の一種で、言外に「これだけ頑固な人とずっと長くいられるのは、僕だけですよ。」という自慢を感じ取れました(^^)

光一さんは昭和初期の男の典型で、察してくれと普段は大事なことも余計なことも一切何も言いませんが、ここぞという時にだけ口を開くタイプで、
剛さんは欧米型で、思ったことは口に出すし主張するタイプだと思ってましたが、
強運な友人曰く、「でも、剛さんも典型的な日本の昔の嫁って感じじゃない? 普段は夫を敬い従ってるけど、井戸端会議で隣の奥さんに、自分の旦那のグチをこぼす、ちょっと聞いてよ奥さんって感じで。」という表現に、ものすごく納得しました(笑)
ファンの前で、光一さんの話をするのは、合わないから別れたいとかでは全くなく、ただちょっと話を聞いてもらいたいだけで、だからそれに対し、過剰に反応するのは非常に愚かなことだと。
「うちの人、頑固でほんと困っちゃうの。」という言葉を真に受け、「ほんと、どうしもない旦那さんですね。」と相槌打とうものなら、嫌われるのと同じです。

小喜利のレポの剛さんの言葉にしろ、日経エンタの光一さんの言葉にしろ、活字だけだとどうしてもニュアンスが伝わらないですし、レポする人や編集者のフィルターを通ってしまうので、お二人の真意が歪曲されてしまうのは、仕方ないことであり残念なことです。
だから、一番いいのは、お二人がちゃんとファンの目の前で話してくれることに尽きますね。
剛さんには、沢山その機会がありますが、光一さんにはその機会が少ないですし、例えあったとしても、照れが先に来て本心を見せてはくれないかもですが(^^;)

小喜利に行って一番の収穫は、剛さんも全然KinKiを諦めてないし、光一さんを愛してるということがよく分かったことでした。
もちろん、これも私のフィルターがかかってるので、真実とは言えないかもしれませんが(笑)