KinKi Kidsにハマりながら

KinKiや、ミュージカル、美術鑑賞のことを綴ってます。

宝塚観劇してきました!

すみません(^^;)、日にちが開いてしまいましたが、週末現場3件ハシゴの最後は、宝塚観劇の感想を。

今回、幼なじみからお誘いを受け、その彼女が、研一(新人)の時から目を奪われ贔屓にしているという現在宙組のトップスター、真風涼帆さん主演の「オーシャンズ11」を観てまいりました。

私も高校の頃、所属してたダンス部の友人に誘われて宝塚を観るようになり、一時足繁く通ってましたが、その後すっかりご無沙汰しておりましたので、東京宝塚劇場に足を踏み入れたのは、驚くことに約25年ぶりくらいになりますでしょうか(^^;)
ですから、劇場が新装してから入ったのも初めてでしたので、見るものすべてが新鮮で感激しっ放しでした。

なので、演目の感想の前に、先に宝塚劇場の感想から書かせていただきますね。

劇場に入るとまず、美しい赤いじゅうたんに大きな階段とシャンデリアが迎えてくれ、観客全員が、その階段をのぼりロビー階へと誘われます。もうそれだけで、ちょっとしたヒロイン気分が味わえます(笑)
ロビーには、写真を撮る用の記念パネルがあったり、売店のカフェがあり、その公演にちなんだ限定のドリンクやデザートが売っていて、ついつい購買意欲を掻き立てられます(^^)

客席も非常に美しく、シートにも薔薇の模様が織り込まれているという宝塚歌劇団の一貫した世界観を感じられます。
この劇場は最近では珍しく、休憩中客席でも飲食可能なのですが、それにも関わらずシミや汚れが全く無く、綺麗に保たれているというのが、ほんと素晴らしいと思いました。

オーケストラピットに宝塚特有の銀橋を見ただけで、もうテンション上がりましたね。
今回友人が当選した席がS席で前から8列目という、オペラグラスがなくても美男美女のキャストを眺め放題という神席でした。
しかも特筆すべきはチケット代の安さですね。これだけの素晴らしいS席でなんと8800円!
真ん中で前から7列目までがSS席となっていますが、それでも12000円で、A席は5500円、B席だと3500円というとても良心的な価格設定。
だからこそ、当時高校生だった私でも、月に2度3度と観ることが出来たわけで、当時は一番安い席だと、たぶん2000円前後で観られたような気がします。
10月にSS席と、S席は値上げするみたいですが、それでも帝劇よりお安いです。

これだけチケットは安いのに、内容の豪華さと言ったら、他でも類を見ないほど。
常に生演奏のオーケストラですし、キャストの人数が大変多いですし、そして舞台セットや衣装の豪華なこと豪華なこと。
宝塚に興味ない方も、一度は訪れて観劇して欲しいなぁとしみじみ思いましたね。
舞台エンターテイメントの神髄というか要素が、全て詰まってる気がします。

キャストが全員が劇団員、いわゆる鉄道会社のいち社員であり、ギャラが高くないからこそ、ここまで安く最高のエンタテインメントを提供できるのだろうなぁと思ったり、あとはグッズの売り上げが貢献してるのだろうなぁと思ったり。

友人に付き合って久しぶりにグッズ売り場も覗いてみました。
劇場内にももちろんありますが、お隣の日比谷シャンテにもあり、そこには想像をはるかに超える多数のグッズにあふれておりました。
私が昔通ってた時はグッズ売り場は隣のビルの薄暗い地下にあり、売ってるものも舞台写真とか、公演を収録したビデオやCDぐらいしか無かったような気がしましたが、今では、お土産用のスイーツや、スターの顔が載った付箋などの文具類、アクセサリーやトップスターがデザインしたグッズなど、中には、これって売れるのだろうか?というものまであり、見ていて面白かったですね。
公演ごとに売り出される、今回は「オーシャンズ11」なので、これをモチーフにした、トップと2番手、娘役トップの役柄を表しているであろう刺繍が入ったポーチがあり、別にスターの名前が入ってるわけでもないし、小さい刺繍なので顔なんて判別もつかないのですが、そんなポーチが5500円で売ってるのには、思わず笑ってしまいました。
その隣に、来月東京公演予定の壬生義士伝バージョンも置いてあるのを見ると、毎度需要があるってことなんでしょうね(^^;)

すみません、本題である「オーシャンズ11」の感想書く前にこれだけ長くなってしまったので、一旦終わりますね。