KinKi Kidsにハマりながら

KinKiや、ミュージカル、美術鑑賞のことを綴ってます。

ネット発達による弊害

観劇の予定が露と消え、本日予定がなくなったので、ブログ書いてます。

ちなみに今、SHOCK観劇できないショックで気が抜けてしまい体調が良くないです。

頭が朝から重く寒気がヒドイので部屋の煖房フル稼働してます。

だったら、ブログなんて書かずに寝てろって話ですが、寝込むほどではないのでご心配なく。

 

今回の新型コロナ流行で、しみじみ人間というのは、デマに踊らされる生き物なんだなぁと感じてます。

 

マスクが売り切れて無いのは理解できます。

元々マスクは日本製が少なかったこともありますし、このご時世マスクしてないと日本では非国民的な扱いになりかねないですから、今現在の最重要必須アイテムですから。

けど、まさか日本でもトイレット、ティッシュペーパーの売り切れが発生するとは思ってもみませんでした。

「海外では、マスク生産ラインに充てられるからトイレットペーパー生産できなくなり無くなるというデマが流れて、売り切れになってる」という記事を以前に読んで、いや、全然、原料も生産ラインも違うから関係なくない?って笑っていたのですが、日本でもまさかそんなデマが流れたんですかね?

 

昨日、東京にいる妹から、「スーパーに普通にトイレットペーパー買いにきたら、ペーパーと名がつくものが全て無くなってる」という連絡が来て、驚きました。

なので、「じゃぁ、とりあえずこっちで買って近いうちに届けてあげるよ」と妹に返事し、地元の近くのドラッグストアに行き、いつも通り山積みになってるトイレットペーパー1袋を昨日のお昼に買いました。

で、今朝、キッチンタオルもあったら欲しいと妹が言ってたことを思いだし、昨日と同じドラッグストアに行ったら、あれほど山積みされていたトイレットペーパー、ティッシュペーパー、おまけにキッチンペーパーまで全て無くなってるじゃないですか!?

えっー!!! どういうこと??? って驚くと同時に人間の心理って恐ろしいよねってつくづく思いました。

私のように誰かに頼まれ送ってあげる為に買った人もいたでしょうが、デマだと分かっていながらも買い込んでしまう人が大勢いるんだなぁと。

 

ちなみに、私の住んでる地域は、紙、パルプ生産が盛んな所で、私もその業界に携わっているので、この騒動がいかにアホらしいかがよくわかります。

なので、この辺に住んでる人はみんな知ってるはずなんですよ、絶対に無くならないって。

トイレット、ティッシュペーパー類を業界では家庭紙と言うのですが、家庭紙は、ほぼ100%日本で作られていて、しかも大体の工場は24時間稼働なんです。ラインを一度止めると再開するのに時間がかかるので、工場は3交代制で24時間まわしてます。

だから、一体こんなに作って消費されるの?って言うくらい、毎日大量に生産されてますよ。

しかも、インバウンド効果でトイレットペーパーの使用量も増えていたので増産してたんですが、新型コロナ流行のせいで海外から観光客来なくなったから、それだけでも、相当剰余があるはずです。

だから、明日使う分が無い人はマズいけど、それ以外の人は焦らなくても大丈夫です。

 

ネットであっと間に良い情報だけでなく、胡散臭い情報もまことしやかに流れる社会では、誰かがやり始めると右へ倣えでやってしまう集団心理の怖さを改めて感じましたね。