KinKi Kidsにハマりながら

KinKiや、ミュージカル、美術鑑賞のことを綴ってます。

「NARALIEN」発売決定!

やっと、告知されましたね(^^)!
8/14に、剛さんの新アルバム「NARALIEN」が発売決定!

ツアー終わってから新譜を発売するというのが、ちょっと斬新(笑)
私は予習しておきたい派なので、ライブ行く前に聴いておきたかった気もしますが、ツアー終わって何も楽しみが無くなった時に、恵みの雨のように新譜が貰えるのもいいかもしれませんね(^^)

おまけに今回は、特典が盛り沢山で、こちらも非常に楽しみですね。
けど、オジサン達の休日映像を1時間付けて貰えるより、サマソニ映像を2曲だけではなく、フル尺で欲しかったと思うのは、私だけですか?
しかも、この2曲ってWOWOWで放映されたのと同じって可能性が無きにしもあらずで。。。
フェスは体力的に無理だと思い私は参加しないので、できれば、フェスの映像が沢山欲しかったです。
もしくは、昨年の平安神宮ライブとかね。。。
欲張りなことを申してすみません(^^;)


宝塚宙組「オーシャンズ11」の感想

遅くなりましたが、やっと宙組公演「オーシャンズ11」に関する感想になります(^^;)




まずオープニングから、オーシャン役のトップスター真風涼帆(まかぜすずほ)さんが、お一人だけで銀橋(花道)の中央に突然、姿を現します。
いきなりのご登場に驚くと同時に、一気に劇場のテンションが上がります。
刑務所に入ってるオーシャンのもとに、妻のテスから離婚申請を依頼されてる弁護士が現れることから物語は始まります。
そしてその二人の会話が終わると同時に、真風さんの衣装が一瞬で早変わりし、華々しいオープニングのショーがスタートします。

舞台も一気に、カジノをイメージした華やかなセットになり、スロットマシンが何台も並べられるのですが、近くで見てもまるで本物みたいによく作り込まれてることに感心しました。
キャストが次々と順に現れて、全員が揃って歌い踊るさまは、これから始まるという高揚感でワクワクさせますし、やっぱり宝塚特有の華やかさがありますね。

真風涼帆さん、歴代男役トップの中でも相当な高身長なお方だそうで、確かに、背が高く、足もほんと長くて、モデルさんのようでした。
美人顔というよりは、超男前クールガイといった雰囲気のお顔立ちですね。
だから、並みの男じゃ太刀打ちできないくらいのイケメンぶりでして、男装姿の映えること映えること。
幼馴染が惚れ込むのも納得です(^^)
普通、男役さんは娘役さんと身長差をつける為に、かなり高いヒールの靴を履いてるものですが、真風さんは普通の革靴でも十分に背が高いですし、娘役さんと並んだ姿が、とてもサマになります。

そして、娘役トップでテス役の星風まどかさん、ポスターを見た時から、とても美人なかただわと見惚れておりましたが、実際目の前で見ると、写真よりも、もっともっと容姿端麗なかたで、ほんと、ものすごい美人さんでスタイルも抜群です。

でも、私は昔から2番手男役さんを気に入る傾向があるようで、今回もオーシャンの相棒ライアン役の芹香 斗亜 (せりか とあ)さんが、とても気になりました。
男役ですが、非常に華やかな美人顔のかたで目を惹きましたね。

ジョージクルーニと豪華俳優陣で大ヒットした映画と、基本ストーリーは同じですが、
テスの職業がキュレーターから、宝塚版では、見せ場を作り易い歌手に変わっているのが特徴でしょうか。
カジノのオーナー、ベネディクトが、新しく建てたホテル「エデン」の新しい歌姫として、現在恋人であるテスを迎え入れようとする話と、
オーシャンが仲間とベネディクトのホテルの金庫から大金を盗み、妻テスを取り戻そうとする話を軸に物語は進んでいきます。

それにしても、映画を見てる方はご存知でしょうが、このお話し、11人の仲間を集めて泥棒する話なので、とにかく登場人物が多い(笑)!
なので、ぞれぞれの分野で能力に長けたメンバーをリクルートする場面を再現する為に、小刻みにシーンと舞台セットがめまぐるしく変わり、間延びがなくて見ていて楽しいには楽しいのですが、ちょっと落ち着かないといいましょうか、裏方さんはさぞかし大忙しで大変だろうなと思ったりしましたね(笑)
おまけに映画にはない、若い歌姫テスを快く思ってない、古株女性シンガーというベタな話までつけ加えてあるから、登場人物がますます増える一方(^^;)

なので、1幕で話が終わらず、今回は2幕もそのままお芝居が続きます。
宝塚は、大作だと2幕まで続きますが、普通の作品だと1幕がお芝居、2幕はレビューショーというのが多いです。
私は、レビューが大好きなので、ちょっと残念に思ってましたが、そこは流石は宝塚、お芝居の中でも、ちゃんと要所要所に華やかなショーを散りばめてくれます。

特に、2幕明けすぐのテスが夢を見ているという設定シーンのショーが素敵です。
ホテル名「エデン」にかけて、「イブ」であるテスが、オーシャンとベネディクトのどちらを「アダム」として選ぶのか、はたしてどちらが、悪魔の化身である「ヘビ」なのかという場面を、御三方で歌い舞うシーンは、このお芝居の中でも非常に名シーンだと思います。

それから、時代を感じたのは、今は宝塚といえど、ヒップホップも踊れないといけないんですね。
ハッカー役の方が踊ってる姿を見て、バレエ、ジャズダンス、日舞はもちろんのこと、
今流行りのダンスも習得せねばならないわけねと、妙に感心しちゃいました。

あとは、アドリブを入れるのも、昔は無かったような気がしますが、たまたま今回はコメディだったのもあり、そういうシーンを盛り込んでいるのか、毎度やっていることなのか分からないのですが、観劇した日が、ちょうど父の日だったので、それにちなんだセリフがあったりしましたね。
観客に向けて声をかけて、レスポンスしてもらう、C&Rをする場面もあったりして、
よりライブ感を味わってもらうような構成にしてあるのかなぁと思います。
昔は、舞台上は完全に別世界であり、お客はただうっとりと観ているだけという感じでしたが、品位を残しつつも、親しみやすいカジュアル感も取り入れてる気がしました。

宝塚歌劇団のアップデートを感じつつも、フィナーレ恒例のラインダンス、大階段、大きな羽根を背負ってのトップスターご登場という、これぞまさに宝塚!という王道も観ることができ、大変満足いたしました。

宝塚はハマると沼が深いのを知ってるだけに、今回は努めて冷静に俯瞰して観ておりましたが、最近、今まで全く見てもいなかった宝塚歌劇団のホームページを見たり、友の会の入会方法をチェックしたりしてる自分に気付き、ハッとなってます(笑)

やっぱりKinKiが好き!

宝塚観劇の感想を書いてる途中なのですが、ちょっとまだ時間かかるので、先にこちらを。

テレ東映らない所の住民なのでリアタイできず、ネットで動画をチラッと見ただけなので、友人がダビングしてくれる映像を後日、テレビの大画面で見たら、また違うことを思うかもしれませんが、
今一番に思ったのはKinKi Kidsはどんな状況になろうとも、KinKi Kidsであり、だからこそ、私がここまで惚れたのよねと思いました。


生放送の音楽番組に不慣れなテレ東が、生バンドを従えたKinKiの為に、わざわざ別会場を用意してくれたわけですよね?
音響の不備があったことを責めるより、その心意気に感謝しますね。

音響が酷い中、それでも二人のハーモニーは崩れることなく、歌いきるお二人の歌唱力に改めて脱帽します。

剛さんのお耳が心配ではありますが、彼の本当の状況を知らない赤の他人がアレコレと心配するのはおこがましく思うので、KinKi Kidsとして光一さんと一緒に歌ってくれることを、ただただ喜びたいです。

そして、カラオケ、口パクが多い中でも、KinKi Kidsは常に、生バンド生歌にこだわるお二人の矜持を本当に誇りに思います。

宝塚観劇してきました!

すみません(^^;)、日にちが開いてしまいましたが、週末現場3件ハシゴの最後は、宝塚観劇の感想を。

今回、幼なじみからお誘いを受け、その彼女が、研一(新人)の時から目を奪われ贔屓にしているという現在宙組のトップスター、真風涼帆さん主演の「オーシャンズ11」を観てまいりました。

私も高校の頃、所属してたダンス部の友人に誘われて宝塚を観るようになり、一時足繁く通ってましたが、その後すっかりご無沙汰しておりましたので、東京宝塚劇場に足を踏み入れたのは、驚くことに約25年ぶりくらいになりますでしょうか(^^;)
ですから、劇場が新装してから入ったのも初めてでしたので、見るものすべてが新鮮で感激しっ放しでした。

なので、演目の感想の前に、先に宝塚劇場の感想から書かせていただきますね。

劇場に入るとまず、美しい赤いじゅうたんに大きな階段とシャンデリアが迎えてくれ、観客全員が、その階段をのぼりロビー階へと誘われます。もうそれだけで、ちょっとしたヒロイン気分が味わえます(笑)
ロビーには、写真を撮る用の記念パネルがあったり、売店のカフェがあり、その公演にちなんだ限定のドリンクやデザートが売っていて、ついつい購買意欲を掻き立てられます(^^)

客席も非常に美しく、シートにも薔薇の模様が織り込まれているという宝塚歌劇団の一貫した世界観を感じられます。
この劇場は最近では珍しく、休憩中客席でも飲食可能なのですが、それにも関わらずシミや汚れが全く無く、綺麗に保たれているというのが、ほんと素晴らしいと思いました。

オーケストラピットに宝塚特有の銀橋を見ただけで、もうテンション上がりましたね。
今回友人が当選した席がS席で前から8列目という、オペラグラスがなくても美男美女のキャストを眺め放題という神席でした。
しかも特筆すべきはチケット代の安さですね。これだけの素晴らしいS席でなんと8800円!
真ん中で前から7列目までがSS席となっていますが、それでも12000円で、A席は5500円、B席だと3500円というとても良心的な価格設定。
だからこそ、当時高校生だった私でも、月に2度3度と観ることが出来たわけで、当時は一番安い席だと、たぶん2000円前後で観られたような気がします。
10月にSS席と、S席は値上げするみたいですが、それでも帝劇よりお安いです。

これだけチケットは安いのに、内容の豪華さと言ったら、他でも類を見ないほど。
常に生演奏のオーケストラですし、キャストの人数が大変多いですし、そして舞台セットや衣装の豪華なこと豪華なこと。
宝塚に興味ない方も、一度は訪れて観劇して欲しいなぁとしみじみ思いましたね。
舞台エンターテイメントの神髄というか要素が、全て詰まってる気がします。

キャストが全員が劇団員、いわゆる鉄道会社のいち社員であり、ギャラが高くないからこそ、ここまで安く最高のエンタテインメントを提供できるのだろうなぁと思ったり、あとはグッズの売り上げが貢献してるのだろうなぁと思ったり。

友人に付き合って久しぶりにグッズ売り場も覗いてみました。
劇場内にももちろんありますが、お隣の日比谷シャンテにもあり、そこには想像をはるかに超える多数のグッズにあふれておりました。
私が昔通ってた時はグッズ売り場は隣のビルの薄暗い地下にあり、売ってるものも舞台写真とか、公演を収録したビデオやCDぐらいしか無かったような気がしましたが、今では、お土産用のスイーツや、スターの顔が載った付箋などの文具類、アクセサリーやトップスターがデザインしたグッズなど、中には、これって売れるのだろうか?というものまであり、見ていて面白かったですね。
公演ごとに売り出される、今回は「オーシャンズ11」なので、これをモチーフにした、トップと2番手、娘役トップの役柄を表しているであろう刺繍が入ったポーチがあり、別にスターの名前が入ってるわけでもないし、小さい刺繍なので顔なんて判別もつかないのですが、そんなポーチが5500円で売ってるのには、思わず笑ってしまいました。
その隣に、来月東京公演予定の壬生義士伝バージョンも置いてあるのを見ると、毎度需要があるってことなんでしょうね(^^;)

すみません、本題である「オーシャンズ11」の感想書く前にこれだけ長くなってしまったので、一旦終わりますね。

中田裕二さんライブの感想

紹介も済んだので、改めて6/15六本木EXシアターで行われた中田裕二さんのSanctuaryツアーライブの感想を。
ご興味のある方だけお進みください(^^;)


中田裕二さんのライブに初めて行ました。
ファン層は、彼が38歳ということで、やはりそれ前後の年齢層の女性が多い感じがしましたね。私のように一人で来てる方も大勢いらしたような気がします。

アンコールを含めて全部で2時間ぐらいのライブでしたが、最新アルバム「Sanctuary」を中心に、全ての楽曲を最初から最後までフルで歌い、全部で20曲以上は歌ってくださった気がします。
ここ最近はKinKi Kidsと剛さんのライブにしか行ってなかったので、MCが短く歌を存分に聴かせるライブというのが、私にはちょっと新鮮に感じましたね。
たぶんこれが普通なのかもしれませんが(笑)

生の裕二さん、歌は、もちろん、めちゃくちゃ上手で、声も良くて、お顔も良いです。
背はKinKiのお二人ぐらいのようで、可愛らしい感じ。
熊本ご出身だそうで、基本標準語ですが、「ありがとう~」と言うイントネーションが独特で、隠し切れない訛りが、とてもチャーミング。
ギターも上手くて、こりゃモテる男の典型だわと思いました(笑)

先のブログで述べたように、最新アルバムは、私の印象としては、チャレンジ的な曲が多い気がしていて、リード曲の「ランナー」はラップですし、電子音だけで作られてるような曲もあったりして、正直、私の好みとは言い難い曲が多い気がしてました。
でも、生バンドで実際に彼の生の歌声で聴くと印象が変わり、どの曲も良く感じられるから、ライブに行って直接聴くってほんと大事だなと、つくづく思いましたね。
いくらハイレゾがあると言っても、デジタルでは絶対に捉えきれないものが、人の歌声にしろ、楽器の音色にしろ、確かにあると強く感じましたね。

そうはいっても、やはり自分好みの曲はそうそう変わらないので、最新アルバムの中でイチ推しの曲といったら、「サンクチュアリ」ですね。
公式に公開されてないので載せられないですが、とても中田裕二さんらしい歌詞とメロディです。
「サンクチチュアリ」を生で聴けて、とても嬉しかったです。

それから「Deeper」を歌われたのですが、生歌で聴くと普通の音源じゃ全然物足りなくなるくらい、色気があって、ほんと最高でした。
それでアルバムを探したら、ライブ音源の「Deeper」があることに気づき、今はもっぱらそちらを再生してます。
ライブ音源のアルバムがあるっていいですよね。
KinKiも、もっと沢山ライブ音源CDを出せばいいのにって思います。

ライブグッズも沢山種類があり、裕二さんが質にこだわってるというタオルは売り切れてしまい買えませんでしたが、パンフレットとTシャツを買いました。
チケット代は6500円と非常にリーズナブルな分、グッズは総じて高いように感じましたね(^^;)
パンフ、内容は良いのですが、紙質が良くなく小さいわりに3300円もすることに、ちょっと驚きました。
そう考えるとKinKiはあれだけゴージャスなつくりなのに安いよねと思いました。
ドーム4回で20万人以上動員でき数が売れてコストが抑えられるのがメリットですね。

今回のライブはバンド編成でしたが、裕二さんのギター1本だけでの弾き語りライブも、ぜひとも行ってみたいと思いました。
でも、これが平日が多く、200人くらいしか入らないキャパだったりと、なかなか行けるチャンスが少ないです。
もっとも、そのくらい狭い方が弾き語りには向いてるので納得ですが、なおさらチケット入手困難なんですよね。
それもあってか、以前LINEライブで弾き語りをしてくださったのは、本当にファン思いだわと感激しましたね。
ジャニーズでも確かKAT-TUNがLINEライブで生配信してましたし、KinKiだって、やろうと思えば、すぐにでもできるはずだと思いますけどね。。。
ということで、結局、常にKinKiのことが念頭にあるわけで、私の本命はいまだKinKiのお二人ということなりますかしらね?(笑)

中田裕二さんにもハマってます

週末現場ハシゴの感想、第2弾は、六本木EXシアターで行われた中田裕二さんのライブについて書く予定なのですが、その前に、KinKiファンの皆様は、たぶん彼のことをあまりご存知ないかと思いますので、ご紹介させてください。

中田裕二さんは「Sanctuary」というアルバムを最近発売され、今そのライブツアーをされています。
私は、つい昨年末あたりから、中田裕二さんの存在を知りましたが、以前は「椿屋四重奏」というバンドを結成されていたかたです。芸歴としては20年近いのではないでしょうか。
KinKi関連のツイッターを見ていた時、ある方が、この歌をKinKiに歌ってほしいというのを目にしたことが、私が彼を知るきっかけになりました。


椿屋四重奏時代から全ての楽曲を、彼が作詞作曲をされていて、私の嗜好ど真ん中の曲ばかりなので、すっかりハマりまして、せっせと彼のアルバムを集めている最中です。
18禁の歌声と称されてるようで、昔、壇蜜さんがブレイクした時に好きな歌手として「椿屋四重奏」をあげて、ちょっと話題になったみたいです。

ちなみに、中田裕二さんソロになってからのお薦めの曲は沢山ありますが、とりあえず、この3曲が非常に気に入ってます。


色気のある歌謡曲あり、都会的で洒脱な曲ありで、中田裕二さんのセクシーな歌声がもちろん最高なのですが、もし、この楽曲をKinKi Kidsの二人で歌ったら、もしくは光一さん、剛さんそれぞれで歌ったらとか妄想しながら聴いたりもしてます。
それくらい、中田裕二さんの作る楽曲は、KinKiと親和性があるような気がしてならないです。
堂島孝平さんと同じレコード会社ですし、過去には竹内朋康さんもサポートメンバーされたりしてるみたいなので、何かのつながりで、いつかKinKiに楽曲を提供してくれないかと密かに熱望しています。

もし、中田裕二さんにご興味持たれた方は、最新アルバムは、ラップや電子音多めで好みがわかれそうなので、ぜひとも「BACK TO MELLOW」や、名曲をカバーした「SONG COMPOSITE」を聴いてみてくださいませ。
KinKi Kidsの艶やめいた楽曲がお好きな方なら、きっとお気に召すこと間違いないかと思います(^^)

「ピピン」観劇してきました!

来週26日発売の週ジョンとガイドが、KinKi Kidsのお二人が表紙という朗報!!!
公式のFC会報よりも、ファンが本当に望むものを提供してくれる、ブンブブーンとテレビ誌には感謝しかないです。

KinKi活動が少ない寂しさを紛らわすべく、今年はせっせと他の現場に足をはこんでおり、先週末は3件ハシゴしたので、その感想を順次述べていこうかと。。。
今回は、今シアターオーブで上演中の城田優さん、Crystal Kayさん主演の「ピピン」の感想を。
いつものごとく、ネタバレありますので、観劇ご予定の方はお気を付けください。




サーカスの要素満載のミュージカルで、シルクドソレイユに歌とダンスを足したような内容です。
昔の作品を大胆に作り直した演出だそうで、オリジナルは、かの有名なボブ・フォッシーが振り付けした作品ということもあり、なるほど、この作品も彼らしい独特のダンスも観られて、いろんな要素が入ってる贅沢な内容でしたね。

基本コメディータッチで話が進んでいくのですが、どことなく不気味な雰囲気が常に漂ってるような感じです。
カール大帝の息子ピピンが、生きがいを求め自分を探す旅というテーマなのですが、主人公ピピンにしても、登場人物全ての性格が、あまりにも単純化され過ぎていて、ストーリー的には深みが感じられず、イマイチのような気がしました。
ストーリーで感動させるより、目で楽しませることに特化してる作品でしたね。

ただ、出演者の実力は、城田さんをはじめ皆さん、素晴らしかったです。

城田優さん、初めて近くで拝見しましたが、髪の色を明るく染め、痩せて細マッチョになっており、肌の色も白くてしかも、あの長身だから、完全に外国人にしか見えなかったですね。ほんと、びっくりするくらい顔が整ってます。

歌がとてもお上手で、演技も上手、ただダンスは見せ場があまりない役柄だったので、よくわかりませんでした(^^;)
あれだけの長い手足をお持ちなのだから、本気で踊ったら映えること間違いないとは思いますが。
それから、サーカス的なアクロバットもされており、身体能力も高い方ですね。

Crystal Kayさんも、ミュージカル初挑戦とは思えない風格で、歌はもちろん、とびきり上手ですし、演技もダンスもお上手でした。
ストーリーテラーとして、妖しい世界観に誘う大役を見事に果たされてます。
それから、彼女の体のラインが細すぎず立体的でメリハリがあるので、とても美しく、まるで黒ヒョウのような、しなやかな動きに魅了されました。
体の薄い日本人では、なかなか表現しきれないと思います。

そして、今回なんといっても、一番すごいのは、前田美波里さん!!!
SHOCKのオーナー役で、毎度目を奪われてはおりますが、今回の美波里さんは、本当に本当に圧巻です。

ピピンの祖母役で出てるのですが、最終的にはマドンナ顔負けの露出度高い格好で、空中ブランコのパフォーマンスをするんです。
宙づりにながら、美しいポーズをとるのも大変なのに、しかも歌まで歌うという。
相当な体幹と筋力と柔軟性がないと、できない技ですよ。
おまけに年齢を感じさせない美しい肌と、あまりのナイスバディぶりに、驚愕しましたね。

今回、日本キャストのピピンとなってますが、共演者の宮澤エマさんにしてもハーフですし、、大技なジャグリングする人も外国の方というインターナショナルな感じなので、ブロードウェイオリジナルに相当近い雰囲気なのではと思いました。
一度観ておいて損はないミュージカルでしたね。