KinKi Kidsにハマりながら

KinKiや、ミュージカル、美術鑑賞のことを綴ってます。

リアルの方が甘酸っぱいTopaz Love。。。

大したネタバレは無いと思いますが、早速、感想を書きますので、お気を付けください。



まずはTopaz Loveから。
SONGSで初披露され、コンサートでも歌われて、もうファンにとっては「愛のかたまり」と同じか、それ以上の神曲となったお二人の合作。
20thParty!の時に制作過程を披露されてから、この日を本当に本当に楽しみにしてました。
だから、ファンの皆様もそうだと思いますが、私には、どうしても、この曲のコンセプトである少女の甘酸っぱい片想いの曲というよりは、お二人のことを投影した歌にしか聞こえませんでした。
剛さん自身も、あのPartyで見た風景、その時感じた思いも残したとおっしゃってますしね。
ですが、PVでは、ものの見事にその少女の恋心をドラマにされており、これを見ると、まさにラブストーリーのテーマソングにぴったりだと大納得です。
メロディが明るいのに、歌詞は切ないというのが、これまた素敵ですよね。
ドラマの主人公たちが覗く万華鏡の中にいるお二人のなんという美しさ!!!
以前ブログで、お二人の関係は、見る人によって違った形に見える万華鏡のようだと書いたことがあったので、感動もひとしおです。

このドラマに柳楽優弥さんを起用されたのは、大正解だと思います。
少女が憧れる大人の魅力と、まだ少し少年の面影を残されてる感じがぴったりですし、柳楽さんも奥様の豊田エリーさんもKinKi Kidsの大ファンと、ファンも知ってますから。しかも、でしゃばりではなく謙虚なファンなので非常に好感が持てますし。
このPVに、事務所の後輩や、おかしな俳優を使われたら、ファンの思いが強い楽曲なだけに、反感を買う可能性があったと思います。

でも、ファンのほとんどは、お二人で甘酸っぱい恋のドラマ演じても、何ら問題ないというかウェルカムだったのにって思ってますよね(笑)
ただお二人が演じたら、爽やかな疾走感というよりは、物憂げな背徳感のR指定相当になりそう気もするので、やはりNGでしたでしょうか(笑)

曲の感想としては、やはり何といっても最後のお二人が別々のメロディ、歌詞を歌う部分が一番胸に刺さりますし、引っ掛ります。
光一さんパートは、音が少なくゆったりした高音で切なく美しいメロディ。
「誰を好きになってもいいの いちどきりのあなたを好きでいたいの」と、歌詞の意味も明解で、主人公の前向きな気持ちを表してると思います。

一方、剛さんパートは、軽快なリズムとメロディラインで言葉数が多い為、歌詞が複雑さを増し、意味が何通りかに解釈されるような気がします。
最初の「結ばれることをどこかで恐がり 嘘ついて恋していいの?」の部分は、弱気な自分に対して自問してると思うのですが、
「廻り逢ったくせに 結ばれずに夢の途中 覚めないあなたが痛いよ」って、自分に対してそう思ってるのか、相手に対してそう思ってるのか、どちらとも取れるような気がしてならないですね。
「覚めないあなた」とは、自分に対してもう一人の自分が客観的に見てるから「あなた」と、わざと使ってるとも取れます。
しかし冒頭に「気づかれ始めて高鳴る胸」という歌詞から、相手にも自分の恋心が気付かれているにも関わらず何も進まないのは、「覚めないあなた」のせいだと、相手を責めてる気持ちを表してるような気もします。

そして、このパート、お二人が逆に入れ替えて歌ったのも聴いてみたいです。
私はお二人の友達でも親戚でもないただの化け猫ですが(笑)、このパート分けはお二人のイメージ、性格に合った分け方のように一見思えますが、本当のところは、逆のような気がしたりするので。
光一さんは楽観的強気なイメージをご自分で推してますが、実のところ非常に繊細で自問自答をしてるような気がします。
剛さんは、内省的でもありましょうが、常にありのままでいたいと、自分の価値観を大事に貫く強さがあるので、「誰を好きになってもいいの」という歌詞がハマるような気がします。

そして、メイキングですが、PVのドラマなんて目じゃないくらい、甘酸っぱい雰囲気のお二人で、見ているこちらが照れてしまいますね(笑)
光一さん、好きな人を追って夜の街を歩く少女ををイメージして曲作ったとおっしゃってましたが、そこまでイメージ湧いてるなら、本当は歌詞も書けたでしょうに、そんなことは一切言わず曲だけ渡して、剛さんに歌詞を書いてもらったら、自分のイメージ通りの歌詞が出来上がって、本当に嬉しかったんでしょうね。
俺ら言葉なくても通じ合ってるからという自慢げオーラが、その相方正面雪崩顔から発せられてました(笑)
剛さんも、歌詞をベタ褒めされて、いつもなら冗談でかわすかクールな態度をわざと取るのに、素で照れてるのが、これまた何とも愛おしいやら、見てるこちらも照れるやらで。。。
なので、今日のブログのタイトル訂正いたします。
「リアルの方は、ただひたすら甘いTopaz Love。。。」