KinKi Kidsにハマりながら

KinKiや、ミュージカル、美術鑑賞のことを綴ってます。

「会いたい、会いたい、会えない。」の感想。。。

早速ですが、ニューシングルの感想をと思いますが、ネタバレはもちろん、忌憚なく辛口なことも書きますので、繊細な心をお持ちの方は、お気を付け下さい。。。。(^^;)
いちファンのただの戯言だと流せる方だけ、どうぞ。。。




ますは、素晴らしかったことから。
今回の早期特典、ジャケ写のお二人の美しさをそのまま写したクリアファイルが最高の仕上がりです。
裏にまで美麗ショットがのっているという、秀逸さ。
だけど、通常盤のドライフラワーは、ちょっと微妙でやり過ぎ感が。。。(笑)
ジャケ写で特にお気に入りは、初回盤A裏表紙の目だけのショットです。
目だけで、全ての女性を落とせる破壊力です(^^)

そして、初回BのライブバージョンのMusic Clipが、本当に最高です!!!
美しい会場で、美しいお二人が、生演奏で美しいハーモニーを奏でるという、これぞ、まさにKinKi Kidsのライブという感じがします。
衣装もお二人の個性に合わせてバラバラなのですが、でも、光一さんはシャツを、剛さんは靴をモスグリーンで合わせてあり、このさりげないお揃い感が、とても素敵で非常に萌えます(^^)
しかし、この映像を見るにつけ、今年はこれが最初で最後のコンサートなのかと思うと、泣けてきますが。。。

初回AのMusic Clip、非常に美しい映像なのですが、お二人だけで十分だったのに、またもや謎の髪の長い女性が出てくるという。毎度おなじみの蛇足感。。。(^^;)
お二人だけの映像だと、歌が歌なだけに、会いたい会えないと嘆いているのが、お二人の間の話と捉えられる危険があるからでしょうか?(笑)

Music Clipでは、お二人とも目を潤ませて、儚げに切なく恋人を思って歌ってるのに、ジャケ写だと、剛さんはあきらめて恨んでるし、光一さんはキレてガン飛ばしてるしで、このギャップにちょっとウケました(笑)
でも、Music Clipはどちらとも、歌のみのきっちり5分だけで、メイキングもおまけも一切なかったことが非常に残念でしたね。
20周年記念が終わると、とたんに塩対応ですね、JEさん。。。


さて、歌の感想なのですが、お二人の歌声はいつもながら本当に最高で、一つに溶け合うハーモニーも文句なく美しくて、歌唱力を存分に示して下さり大変満足しております。
でも、作品の良し悪しではなく、ただ単に私の好みの問題だと思うのですが、今回のシングル、カップリング曲全て、so-soといった印象です。
前回のTopaz Love/DESTINYの時のような中毒性のある曲は、残念ながら無かったのが正直な感想です。

「会いたい、会いたい、会えない。」は、CMで流れていた所だけ聞いていた時は、まさか久保田利伸さんが作詞作曲されたとは思いませんでした。
でも、剛さんのAメロ、光一さんのBメロの濡れた旋律を聞いて、なんて素敵な曲だろうと思い、「あふれる涙~指をほどかなければ」とサビへと二人でつないでいく部分も、最高潮にセクシーに盛りあがっていくのに、サビが急に明るくて爽やかな長調になるのが、なんと言いましょうか、ちょっと消化不良にさせる感じがしましてね。。。(^^;)
明るいメロディの方が、より歌詞を切なく感じさせるという効果もありますが、しっとりと短調で攻めて行って欲しかった気持ちもあります。
サビより、AメロBメロが気に入った、「道は手ずから夢の花」と同じ感想を持ちました。
それにしても、このお二人が歌うと、ただの失恋というよりは、死別した恋人を思ってるように感じるから不思議ですね(^^)
「信じてるよ ふたりはまた めぐりあうと」という歌詞が、二人にかかると輪廻転生、来世のことかと思わせます。

SNOW TEARS」は、どこか懐かしい80年代のAOR洋楽のような感じがしました。
こちら出だしは、王道のバラード調なのですが、サビから少しアップテンポになり、よりいっそう切ないメロディラインを作るので、、お二人の掛け合いの盛り上がりが、とても気持ち良くて、私は、このシングルの中では一番気に入りました。

「Give me your love」は、非常にカッコ良くて、私の好きな曲調のはずなのですが、でも、「Plugin Love」ほどは、私の中で響かないといいましょうか。。。
歌詞に、これといったキラーワードが無いのが原因なのか、既にどこかで聞いたことあるような特徴の無いダンスロックに感じるからなのでしょうか(^^;)
でも、この曲をライブでお二人が歌ってる姿を見たら、どハマりすること間違いないとは思いました。

「名もなき未来」が、今回のカップリング曲の中では一番の話題作でしょうか(笑)
Satomiさんと周水さんということで、題名からしても王道のバラードなのかと思わせておきや、まさか「情熱」の続編とはね。
ここまでやるなら、タイトルも「情熱」にかけて、漢字二文字にすれば良かったのに(笑)
これって、先にSatomiさんの歌詞があって、後から周水さんが情熱に似せて曲を書いたんですかね? それとも、曲が先で、後から詞だったんですかね?
続編的に作るなら、せめて歌詞だけにして、曲調をガラリと変えるか、曲調は似せても、視点を変えた歌詞にしないと、これじゃぁ、完全に情熱のパロディみたいな気がして、ちょっと笑えてきました(^^;)
Satomiさんの歌詞だけ見ると、男女間の恋愛の歌というより、まるで今のKinKiのお二人のことを歌ってるように感じて萌えたのですが、曲がもう情熱過ぎて、やっぱり私にはオマージュというより、やり過ぎのコミックソングに思えました(^^;)

ここ最近、続編的な曲が、けっこうありますが、
「DESTINY」は、「Anniversary」の続編を匂わせつつ、全く違ったジャジーな曲にしたのが粋に感じますし、
「Shiny」のように、「Misty」の前奏の部分だけ転調してオマージュするとか、
「Million Secrets of Love」のように、「Bonny Butterfly」の歌詞の引用は沢山するけど、男性視点から相手の女性視点に変え、曲調も全く変えてくる方が、遙かにお洒落だと思いました。
まぁ、「名もなき未来」は、「情熱」の意図的なダサさも、あえて継承したのだとは思いますが(笑)

といった具合でして、私の中でのシングル神曲3選の、「薔薇と太陽」「The Red Light」「Topaz Love/DESTINY」を超えてくることはなかったですね。
この3つの神曲シングルは、カップリング曲も最高ですし、特典も、メイキングあり、お二人からのコメント、時にはコントありと盛り沢山でしたものね。
マタドール光一と闘牛剛センパイに会いたくなりました(笑)