KinKi Kidsにハマりながら

KinKiや、ミュージカル、美術鑑賞のことを綴ってます。

エリザベート当日券で観劇!

東宝ミュージカル「エリザベート」が、来年2020年に東宝版上演がちょうど20周年になるのを記念して、4か月かけて4都市で公演することが、先日の千秋楽で発表され、この朗報に歓喜しております(^^)!

 

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 先日ブログで書いた通り、もう一度エリザベートを観劇したく、どうしても古川雄大トート様を拝みたくて、取りましたよ当日券を!!! 

まさか本当に取れるとは思ってなかったので、この幸運にとても感謝しております。

 

地方在住、平日仕事ある身なので、狙えるのは土日かお盆休みしかなく、しかもせっかくならまだ観たことのない、愛希れいか様のエリザベートで観たいなぁと思い、マッチングしたのが8/14昼の部ということで、この1公演だけに狙いを定めました。

 

エリザベートの当日券は、当日帝劇に並んでも買えず、公演日前日の18時から電話で予約して整理番号がないと買えないということなので、前日の18時ちょうどに東宝テレザーブにかけましたが、もちろんすぐには繋がりません。

「しばらく待ってからお掛け直しください」と、話し中のプープー音だけが交互に続くこと約20分。もうダメかなと思った時に、奇跡的に繋がりました!

テレザーブのお姉さまに、恐るおそる「まだ、昼公演のチケットありますか?」と聞いたところ、「ございます」というお言葉に、心の中で「やったー!!!」と叫びましたね。

自分の名前と電話番号を伝えると、整理番号を伝えられ、この番号順に当日開演1時間前に並び、1番の人から空いてる席の中から好きな所を選んでいくシステムです。

なので、本人かどうか確認されるので、身分証が必須となります。

 

当日、猛暑の中、気合を入れて1時間半前には帝劇の窓口に行きましたが、誰も並んでおらず、べつにそこまで早く行かなくてもいいことが判明(^^;)

もし、1時間前に列に居ない場合、キャンセルとみなされて、キャンセル待ちの人に権利が移るようなので、どうしても前のめりになってしまうのは仕方ないですよね(笑)

 

13時開演の日だったので、12時の約5分前に受付の方が現れて、整理番号順に名前を呼ばれ窓口前に並びました。

その時に初めて、私が一番最後だったことが判明し、ギリギリでつかんだ幸運だったことに、これまた感謝しました。

 

ということは、最後の私は席を選ぶことはできず、残った席になるわけですが、これまた幸運なことに、1階の補助席、しかもど真ん中という良席を買うことができました。

 順番待ちで並んでいると、どの席が空いてるのか聞こえてきて、皆さま、やはり良い席から買っていく様子が分かるので、こりゃ一番遠い席が残るに決まってるよねと覚悟していましたが、私の直前のかたが、まさかの2階補助席選ばれたのを見て、思わず心の中でガッツポーズとりましたね(^^)

同じ補助席でも、1階と2階では倍くらいお値段が違うからかもしれませね(^^;)

2019年SHOCKの感想で書きました通り、1階の補助席は、場所によっては非常に観にくい席ですが、今回、前方にそこまで座高の高い方がいらっしゃらなかったのと、中央だったこともあり、視界を遮られず本当に良かったです。

 

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ということで、晴れて、このようなキャストで3回目のエリザベートを満喫してまいりました!

  

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まずは初見の愛希エリザベート様!

背がスラッと高くてスタイル抜群のお方なので、古川トートと並んだ時の絵面が、ほんと二次元で美しかったですね。

少女時代のエリザベート、花總さんの時は天真爛漫な幼児性が強調されている感じがしたのですが、愛希さんのエリザベートは、自由を愛する活発でボーイッシュな少女という感じがしました。

歌声も、宝塚の元娘役のかたにしては、そこまで甲高い声でもなく非常に聞きやすい声でとても気に入りました。

皇妃になってからの、凛とした雰囲気も素敵で、やはりこの大役を担うだけの実力と華がある方だと思いましたね。

愛希れいかさんの次ご出演のミュージカルは、「ファントム」のクリスティーヌですが、これは、ちょっとチケット取れたらいいなぁと思いました。

 

このかたも初見になります、ルドルフ皇太子の木村達成さん!

木村さんも、歌も演技も良かったですが、ダンスが一番印象に残るぐらい上手だった気がします。

幸せなことに、これでルドルフ皇太子役の3人を全員拝見できたことになりますが、容姿はもちろん全員大変美しく、歌、ダンス、演技も三者三様の良さがあり、どれも甲乙つけがたい感じがします。

木村さんも「ファントム」ご出演されるんですよね。

やっぱり「ファントム」のチケットを、どうしても手に入れたくなってきました(^^)

 

育三郎さんのルキーニを3回観ることができ、いつ聞いても迫力ある歌声と、器用な演技を堪能できて非常に満足してますが、成河さんのルキーニも一度観てみたかった気がします。お二人のルキーニの印象、かなり変わると聞いたので。

成河さんは、籠の中の小鳥のシーンで使う小鳥のおもちゃを使わずに演じられたり、歌唱にしても、歌いあげるというよりはセリフの一部のように歌われるという噂なので、それも気になりました。

 

そして、何といっても、古川雄大トート様!!!

初見の時は、ストーリーもシーンの展開も全く知らずだったので、ただただ圧倒されて細かな所まで見る余裕が無かったですが、今回は展開が分かっているので、見どころを押さえつつ要所要所オペラグラスを使って、じっくり観ることができました。

お隣の席の方もたぶん古川さんファンでしたね。

オペラグラスを使うタイミングが全く一緒なので、思わず笑いそうになりました。

 

古川さんを観てると、やっぱり美しい顔を持ってるということは、最強の武器になるなって、しごく当たり前かつ、元も子もないことを思ってしましました(笑)

もちろん、歌とダンスの実力も無ければ、この舞台に立つ資格は得られないですが、美しい容姿を持っていると、そのオーラだけでも十分に魅せることができるよねって。

歌だけを比べれば、井上さんに比べると...と思われる方もいらっしゃるとは思いますが、実際劇場で観ている時は、歌声だけではなく、表情、立ち振る舞い、ダンスと総合して観ているので、全くひけを取らない感じがしました。

 

さてさて、2020年の公演がすでに気になります。

今回のキャストのまま4か月連続4都市を回るのか、はたまた新しいエリザベート、トート、ルキーニ、ルドルフ役に変わる、もしくは加わるのか、楽しみでしょうがないです。

井上さんトート、花總さんエリザベートはそのまま続投しそうな気がしますが、あとは全くわかりませんね。

古川さんのトートも、まだまだ観たいので、ぜひとも続投して欲しいです。

そして、チケットが入手できるのかっていうのが、もうすでに最大の心配ごとですね。

東京公演は1か月しかないですし、今年よりもっと激戦になるわけで、そうなると地方公演も視野に入れなきゃいけないですよね。。。

遠征費がめちゃくちゃかかるわ~(^^;) ←すでにチケット取れる気満々です(笑)

 

二人どヤは最高!

昨晩のお二人のどヤ、やっぱり最高ですね。

二人だけでっていうのが、とにかく良いですよね(スタッフはいますけど)

ブンブブーンも、ここ最近神回が多く、楽しくて癒されるけど、ゲストがいるからね(ゲストがしたいことをする番組だから当たり前)

 

冒頭から虫が苦手だという話で、延々と10分くらい話すお二人。

 

部屋に迷い込んだセミ1匹に慄く剛さん。

この程度でお姉さまに助けをもとめるようでは、数年前に我が家で起こったセミ嵐に遭遇したら失神ものだと思いましたね(笑)

こちらは田舎なので、毎年夏になるとセミをあちこちで見かけるのは通常ですが、ある年に我が家の庭でセミが大発生し、昼間でも鳴き声で耳をふさぎたくなるくらいうるさく困ってましたが、特に夜になると恐怖ものでした。

夜、車で帰宅すると、車のライトに反応して、それまでジッとしていたセミが一斉に飛び回り、車から降りてドアを開けた瞬間、車の中に数匹入り込むわ、家の玄関を開ければ、これまた何匹も入り込むという、まさにホラー映画のようでしたね(^^;)

 

お姉ちゃんよんでセミを駆除してもらった剛さんに、光一さん「情けな~い」と連呼するも声が激甘だし、最終的には「しゃぁない」と肯定する、剛くん専属イエスマン、最強です!(笑)

 

剛さん、自分が見たゴキブリの大きさを手で示し「これ何センチくらい?」と光一さんに訊き、その場に居たわけでも見たわけでもない光一さんが「5センチ弱?」と答えるという、あまりに自然な会話に萌える、お二人に相当飢えてる私です(笑)

 

ゴキブリが自分に向かって飛んでくると、「うわぁぁぁあ」と、つい雄叫びをあげる剛さんにハマったらしく、大爆笑しつつ「もっ、もっかいやって今の!」とおねだりする光一さんに、「うわぁぁぁあ」と再現してあげる剛さんと「あっひゃひゃ あ~おもしろい」と嬉しそうな光一さん。

これまた仲良しイチャイチャぶりに、萌えまくる化け猫(私)です(笑)

けど、はたしてそこまで爆笑するほど面白かったか?と思うのは、いつものことなので、この際おいといて(笑)

 

 

音楽の日にジャニーさんキャップを手作りして被った光一さんと、ジャニーさんのお葬式の日に、滝沢くんが作った「Youって言って」というファンサうちわを率先して取りに行った剛さん。

やっぱりお二人にとってジャニーさんは、いつでも心の中に生き続けてる感じがしましたね。

 

ファンサうちわ、前のめりに取りに行ったのが自分だけだったうえに、うちわ貰ったはいいが、普通に式が進行するので、「これいつ使う?」という疑問をもつ剛さんの可愛らしいこと(^^)

移動のバスに忘れてしまったうちわを、手越くんが持ち帰ろうとしてたので、あわてて止めて持ち帰った剛さん。

そのうちわを、音楽の日に持ってきて使えば良かったねと言うお二人に、これまた笑えるやら胸が熱くなるやらで。

 

ジャニーさんキャップを被ったことより、光一さんが楽屋でアイルトンセナのキャップにガムテームを貼ってせっせと手作りしてる姿が、良かったなぁ面白かったなぁという感じの剛さんでしたね。

 

いずれにせよ、40歳のオジサンとは思えない、ほんと少年ようなお二人の行動とやりとりに、癒されたラジオでした。

来週もお二人どヤ!

ねぇねぇお願いだから毎週二人どヤにしていただけませんでしょうか?

 

 

引っ越しのご挨拶

yahooブログ終了に伴い、こちら、はてなブログに越してまいりました。

 

約3年ほど前から、KinKi Kidsについてのブログを書いてますが、最近は、お二人での活動が少ない寂しさを紛らわすべく、ミュージカルや絵画鑑賞にいそしんでおり、そちらの感想が多くなってきています。

他にも、今年初めからKing Gnuにもハマりまして、そのうち彼らについても語りだすかもしれません。

気が向いたときに好きなことだけを書くスタンスなので、更新が少ないかと思いますが、お付き合いくだされば嬉しいです。

 

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「エリザベート」観劇してきました!

7月末の土日に、ミュージカル「エリザベート」を初観劇してきましたので、感想を(^^)
長い文章のうえ、ネタバレありますので、ご注意くださいませ(^^;)






とにもかくにも「エリザベート」は、本当に本当に素晴らしいミュージカルでした!!
楽曲、役者、ストーリー、衣装、舞台装置全てが魅力的で美しく、今すぐにでもまた観たいと思わせる作品ですね。
さすがは、宝塚から始まり、東宝でも何度も再演し続けられてるだけのことはある、本当に秀逸なミュージカルだと思いました。

私は、どうしても両方のトートを観たいと思い、幸運なことに土曜に古川雄大さんトート、日曜に井上芳雄さんトートを観ることができました。
二日ともエリザベート役は花總まりさん、ルキーニ役は山崎育三郎さんというかたちでチケットを取ることができ、このエリザベート観劇によって、ダブル、トリプルキャストで演者が変わり見比べることのできる贅沢さを知ってしまった感じです。

興奮冷めやらずで、何から語っていけばいいか迷いますが、まずは何といっても楽曲の素晴らしさでしょうか。

芳雄さんがSONGSでも披露されていました、トートの代表曲でもある「最後のダンス」や、
先日、FNS祭で育三郎さんと宝塚のトップさんが披露されていた、皇太子ルドルフとのデュエット「闇が広がる」は有名ですが、
その他に「愛のテーマ」という曲があり、本当にロマンティックで、私の一番のお気に入りになりました。
主要な曲のようで、歌詞を変えて何度かリフレイズで歌われますので、このミュージカルのロマンティックな雰囲気はこの曲によっても支えられてる感じがします。
やはり、大ヒットするミュージカルは、圧倒的に楽曲が良いですね。
どの曲も一度聴いたら忘れられないメロディというのが、一番大事だと思います。

そして、キャストの実力がこの大作を、より大きな成功へと導いてるのでしょう。

古川雄大さん、私は全くの初見でして、若くて人気のある俳優さんらしいという認識だけで参りましたが、まぁ、本当に容姿端麗で二次元世界から抜け出たような、宝塚男役のトートと言っても通用するくらいの超絶美形な方でした。
お顔が本当に美しく、びっくりするくらいの小顔のうえ、背は180センチを超えているので、まさに9頭身の少女漫画仕様に驚きましたね。
なので、ある意味、人間離れされているので、この世のものでは無い「黄泉の帝王」という役が、本当にお似合いだと思いました。

トートの一番最初の登場の仕方が、天井から黒い羽根を背負って降臨してくるのですが、古川トートは、まさに黄泉の国のプリンス降臨というか、あまりの美しさに息が止まるかと思いましたね。
絵画のように美しく、この登場シーン見ただけでも、初エリザベート観劇で、初トートが古川さんで良かったなぁと心底思いました。

そして、容姿だけでなく、歌も演技も想像以上にというか、本当にお上手でした。
歌唱力はそれほど…という噂も耳にしましたが、そんなことはなく、とても素敵な歌声で、体の線が細い方の割には声もそこまで高いわけでもなく、私好みの素晴らしい歌声でした。

古川さんは、元々ダンスをされていた方のようなので、長い手足を生かしたがダンスはもちろんのこと、指先、つま先にまで神経が行き届いているので、ちょっとした所作が大変美しく、イチイチ絵になります。
ダンスの素養がある方は、振りつけのある大きな動きよりも、ただ立ってるだけ、ただ歩くだけ、ただ腕を広げるだけという、ちょっとした仕草に、違いがよく現れるものだと思います。
そういえば光一さんも、何気なく立ってる姿や、無意識にとってるポーズが美しいですよね。
やはり美しい顔と、美しい所作が揃うと、とても品があり優美で最強だわと感じます。

ただ、あまりに人間離れした美しい古川トートなので、ただの人間の娘(15歳のエリザベート)を一目見て恋に落ちるという設定に、イマイチ説得力がないような気がしましたね(笑)
エリザベートを愛して求めているようには到底思えないというか、なんと説明していいかわかりませんが、妖精のように美しすぎる男性って、性的な匂いが全く感じられないので、孤高が似合うというか、もしくは青年期のルドルフ皇太子とのツーショットの方が絵になっている気がしました。
だから、ルドルフに死の接吻をする姿があまりにも美しくて目に焼き付いて離れませんでした。

一方、井上芳雄さんのトートは、抜群の安定感と包容力がある帝王様に感じられました。歌声の深みが、やはり素晴らしいですね。
時に優しく甘くささやくように、時に狂気的に求めるように、時に冷酷に刺すようにと、歌だけで全部違った表現できるのは、流石だわと思いました。
エリザベートを愛してるように感じられる雄感も出てましたし、あとは年齢的なこともあるのかもしれませんが、少年期のルドルフに「君の友達だ」と近づく場面が、友達というより父性が感じられ、皇帝フランツ・ヨーゼフよりもルドルフのことを理解している、もう一人の父親にも見えました。

主役であるエリザベート花總まりさん、15歳の少女から暗殺されるまでの60歳を見事に演じ分けられていたので、実年齢が私とほぼ変わらないと知った時には、本当に驚きました!
宝塚で10年以上も娘役トップを続けられた奇跡の娘役であり、東宝でのエリザベートも芳雄さんと共に2015年からされていらしゃるので、凄い実力を持った方ですね。
15歳の少女のように可愛らしい高い声で話たり歌ったりする、シシー(エリザベート)の姿に、何の違和感もないのが、ほんと凄いです。

そして、一幕の最後に、肖像画でも有名な、宝石でできた星を散りばめた豪華な髪に美しい白いドレスを身にまとい振り向く瞬間の神々しさと貫禄は、本当に絵画から抜け出たかのようで、気品とオーラが素晴らしかったです。
それまで、姑の皇太后ゾフィーとの確執や皇帝フランツへの不満で、自分の思い通りにいかず悩んでいたエリザベートが、王子の養育権や自分の意見が通った瞬間でもあるので、
花總エリザベートは、その場面で、先程までと違って、声のトーンを低くして落ち着いた話し方になり、弱い立場だったエリザベートが、自信と貫禄に満ち溢れた皇后エリザベートに切り変わる瞬間を見事に表現されていました。

皇帝フランツ=ヨーゼフは、初日に平方元基さん、次の日に田代万里生さんで観ました。
平方さんは初見でしたが、とても安定感があり、母のゾフィーには歯向かえないけど、エリザベートを守りたいという包容力と、それができない葛藤がよく分かりましたし、特に歳を取ったあと皇帝の演技が素晴らしかったです。

万里生さんは、何度か拝見たことがあり、もともと声が高くて童顔な方なので、皇帝役には若過ぎるのではと思ってましたが、こちらも素晴らしかったです。
エリザベートを見初める若き日の皇帝はもちろんピッタリですし、歳を取っていくさまも、よく演じられていました。
こんな低い声でセリフや歌うこともできるのですね。さすがは東京藝大の声楽科ご出身、おみそれいたしました。

ポスターや宣伝では、エリザベートとトートのツーショットが主なので、この二人が一番出番が多いのかと思いきや、実は暗殺者ルキーニが、狂言回しとして一番出番が多いんですね(^^;) 見るまで知りませんでした。
山崎育三郎さんも、最近に気なってる俳優さんで、「プリシラ」も観に行ったぐらいなので、2日間に渡り、育三郎さんの実力と才能を思う存分堪能出来たことに、とても満足してます。
ルキーニ育三郎さん、本当にハマり役だと思いました。
最初から最後まで出ずっぱりに近く、いろんな歌い方、ダンス、話し方をしつつ、でも、ずっと下品な雰囲気を出してなきゃいけないという、とにかくこの役は、器用な役者じゃないと、絶対に務まらないです。
育三郎さん、王子様から、ドラァグクイーン、ルキーニのように胡散臭い下衆びた役まで、七変化のように何でも演じられるのは、本当に素晴らしい才能だと思います。
この方は次はどんな役をやってくれるのかと、非常に楽しみですね。

太后ゾフィー役は、初日に、涼風真世さん、次の日に香寿たつきさんで拝見しました。お二人とも、私が宝塚にハマっていたときに観ていた方だったので、懐かしかったですね。
同じ役でも、それぞれに合ったドレスを身に付けられていて、涼風さんは主に深緑色を、香寿さんはえんじ色をメインにしてあり、デザインも違うし、ヘアスタイルも変えてあり、そういったところも楽しめますね。
涼風さんのゾフィーは、お妃教育の一環でエリザベートに厳しく接しているのだけれど、息子を取られて嫉妬しているヒステリックな感じが出ているのに対し、
香寿さんのゾフィーは、国の為に己を犠牲するのが皇后の務めだという、どんな時でも気丈で鉄の女という雰囲気に感じましたね。
こうなると、もう一人の剣幸さんの姑具合も見てみたい気がしてきました(笑)

皇太子ルドルフ役は、幼少期と、青年期で役者が分かれており、幼少期を演じる子役さんの方が出番が多いということも、観に行って初めて知りました。
青年ルドルフ役は、井上さんも古川さんも演じられていたので、花形でしょうし、てっきり、もっと出番の多いものだと思っていたのですが、オープニングに出た後は、2幕の途中からしか出てきませんし、あっという間に散っていってしまうので時間としては短い役なんですね(^^;)
ただし、トートと一緒に名曲「闇が広がる」を歌いますし、見せ場が凝縮された花形に間違いないですが。

青年期ルドルフは、初日に三浦涼介さん、次の日に京本大我さんを拝見しました。
お二人とも、初見でして、三浦さんについては全く予備知識も無く拝見しましたが、ダンスも歌も上手な方ですね。
女の子のような可愛らしい顔立ちの方だったので、まだ大人になり切れてない幼さが残るルドルフが、トートに翻弄されてしまった結果死に至るような雰囲気がしました。

京本さんについても、SixTonesのMV見たことくらいしかなく参りましたが、悲劇の王子に相応しい美しい顔立ちで、歌もダンスも上手かったですが、私は特に彼の演技が気に入りました。
銃の引き金を引き、撃つまでの短い瞬間に見せた表情が、素晴らしかったです。
絶望であきらめた乾いた笑顔とも、これで楽になれるという安堵の笑顔ともとれるような、複雑な笑顔がとても印象的です。

最後に、しょうもない感想言っていいですか(笑)

トートがルドルフに死の接吻をするシーンがあることを、私は全く知らなかったので、初日は、古川トートのと三浦ルドルフの突然のキスシーンが、あまりにも美しく2次元過ぎて、ちょっとしばし放心状態に陥りました(笑)
なので、次の日は、死の接吻シーンを、もう最初から気合いれてオペラグラスで待ち受け、井上トートと京本ルドルフをガン見しました(笑)

一緒に観ていた同級生が、初演の頃から比べるとと、キャスト全員、顔が綺麗でシュッとしてるし、そもそも昔と頭身が違うよねと呟いてました。
彼女は、トート山口祐一郎さん、エリザベート一路真輝さん、ルキーニ高嶋政宏さん、ルドルフ井上芳雄さんの時に観たことがあるそうで、確かに顔の大きさと濃さが今とは全く違う感じですね(笑)
彼女いわく、山口さんのトート、実力はさすがだったけど、黄泉の帝王というより生身の普通の男性にしか見えなくて、井上ルドルフとのキスシーンが、全くいただけなかったってわって(笑)
前回の城田優さんのトートがあまりにもビジュアルが美しすぎたのもあるかもしれませんが、今後トート役は、歌やダンス演技はもちろん必須なうえ、なおかつ超美形で背の高い人しか、演じてはいけないような気がしてきました(^^;)
長髪に、長いマント姿が映えなきゃいけないですし、死の象徴でもあるから、あまり男臭いのはイメージ合わないですものね。

すみません、長々と感想にお付き合いくださり、ありがとうございました(^^;)
でも、もっと語りたいことがあるくらい、素晴らしいミュージカルなので、できれば、今月の千秋楽までにもう一度観られたらどんな素敵かと、今必死に当日券を狙ってるところです。

タッキー社長の手腕

先日ブログで、タッキー社長のジュニアのプロデュースの腕前を、KinKiにもお願いしたいぐらいだとつぶやきましたが、こういう形で実現するとは、本当に滝沢さんの手腕には脱帽いたしました。

光一さんには、帝劇で始まるキンプリのWゆうた君が主演の「Dream Boys」の演技指導を、剛さんにはABC-Zくん達主演の「ジャニーズ伝説2019」への楽曲提供を依頼するという、まさにジャニーさんの意志を一緒に継いでいきましょう!という感じですね。

違う舞台とはいえ、お二人に同時に依頼するのが、本当に流石というしかないですね。
光一さんに依頼するのは想定内ではありましたが、剛さんにも頼んだというのが、滝沢社長、おみそれいたしましたとひれ伏すしかないです。
これで、私のようにKinKiにしか興味なく他のグループやジュニアに興味ない人でも、お二人が携わった舞台となれば、食指を動かされるという相乗効果も狙えるわけです。

ですが、このままお二人が裏方に回りソロ活動だけをする、少年隊みたいにならないよう、どうかお願いだから、KinKi Kidsの活動もしてくださいと強く願います。
「伝説のグループ」とか、「硝子の少年」がジャニーズの社歌になるのは、まだまだ先の話でいいですから。

あっという間のKinKiの夏

お久しぶりです。またしても皆様のブログやつぶやきを見て満足してしまい、ブログさぼっておりました(^^;)
いや~、それにしても、TBS音楽の日に、FNS夏のうたまつりのKinKiのお二人は、最高でしたね。

日テレのMusicDayは、ご出演されませんでしたが、出なくて正解だった気もします。
一応、後輩君がKinKiの歌うし、嵐も気になったので録画して見ましたが、とにかく長時間の割には音楽に関係ない余計なVTRが多くて、演奏も生オケ生バンドじゃないし、内容がお粗末で、これって音楽祭じゃないよね?って思っていたら、BD録画のジャンル分けが音楽じゃなくて、バラエティに分類されていたので、あっなるほどね納得しましたが(^^;)

それはさておき、嵐はこの夏全ての音楽祭に出演されてましたが、凄いと感心したのは、毎回全部曲目を変えダンスをして、しかもいつもより生歌を多く聞かせていることですね。懐かしい曲から新しい曲まで、どの時代のファンでも楽しめるようにしてあるのが、さすがだわと思いました。

一方、われわれのKinKiは、曲目に関しては新鮮さがない定番曲ばかりでしたが、それでも、お二人の圧倒的美と圧倒的歌唱力、そして仲睦まじい姿で、楽しませてくれました。

特にFNSは最高でしたね(^^)!!!
歌う前の提供バックのお二人の姿があまりに衝撃的で、思考がフリーズしてる間に歌が終わってしまった感があり、あわててリピートしたほどです。

何故こんな距離間ゼロで、相方正面発揮してるの、光一さん???
何故、ブンブブーンの旗持ちながら、ちょっと古いポーズで決め顔してるの、剛さん???
あんなキスでもするのかという距離にいても全く動じない二人に、感動してる自分にも???(笑)

お二人の美しいハーモニー聴くと、ますますKinKiのコンサートが恋しくてたまらないので、お願いだから、今年はコンサート開催してねと祈らずにはいられませんでした。
そして、The Red Lightを聞かせてねと思います←執念深い化け猫なので(笑)

Youの喪失感。。。

ジャニーさんが天に召されたという事実が、まだちょっと信じられないです。

男性アイドルというジャンルを築き、素晴らしい才能を持った男の子たちを次々に世に送り続けた名プロデューサーでありながら、謙虚で誰からも愛されてるという、本当にチャーミングな方だったのでしょう。
今はただ、大きな感謝の気持ちと、ご冥福を心よりお祈り申し上げるしかできません。


2016年のツアータイトルのKOICHIとTSUYOSHIの間に挟まれていたYOUは、我々ファンのことではなくジャニーさんのことだと、いまだに思ってます。
KinKi Kidsは光一さんと剛さんとジャニーさんの3人で形成されているグループだと感じるくらい、ジャニーさんのKinKi Kidsのお二人への思い入れが深いように思いますし、光一さん、剛さんお二人も、ジャニーさんと深い深い絆で結ばれていると感じます。
だからこそ、今年は絶対にKinKi Kidsのコンサートをするべきですし、お二人もそれを強く願ってると信じております。
その希望が叶いますよう、事務所の皆さま、どうかよろしくお願い申し上げます。